『釣りバカたち』

 

矢口高雄の作品、全5巻。

 

作者の長いキャリアの中で

ブレイクの足掛かりとなったシリーズ

(正確には短編『鮎』がありますが)。

 

左右逆に収録されているページが

電子版は大量にあるので(というかほぼ全部?)

見開きが!もったいない!!とも

思いました。

 

以下、感想です。

 

 

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『野性伝説 羆風/飴色角と三本指』

 

矢口高雄の作品、ヤマケイ文庫版。

 

前半は三毛別羆事件を題材とした

戸川幸夫の原作小説のマンガ化で

(あとがきによれば調査報告を丹念に行った

木村盛武に直接取材を重ねた、とある)

クマさんが擬人化されているとはいえ

ひぐまVSひと、つらい……となるのだった。

 

以下、感想です。

 

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『おらが村』

 

矢口高雄の作品、ヤマケイ文庫版。

 

この方、デビュー作が『長持唄考』

なんだよなあ……としみじみしてしまう

農村生活に対する冷静な筆致が

冴えわたる社会派作品。

 

文庫化に寄せたあとがきが

2019年5月なので、矢口さんの故郷が

「まだ」廃村になる前ですね……

 

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『マタギ』

 

矢口高雄の作品。

作者にとって未完であった

『マタギ列伝』を語り直しした内容。

 

画力・構成は上達しているものの

ストーリーものとしては完結していないので

列伝のほうが読後はさわやかなんだよな~。

 

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『かつみ』

 

矢口高雄の作品、全3巻。

 

収録されている『長持唄考』は

何度か描き直されている作品ですが

現実の現代日本だったらこのお母さんに

執行猶予付きの判決は出るのだろうか……

と、ふと考えてしまうのであった。

 

以下、感想です。

 

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