『かつみ』

 

矢口高雄の作品、全3巻。

 

収録されている『長持唄考』は

何度か描き直されている作品ですが

現実の現代日本だったらこのお母さんに

執行猶予付きの判決は出るのだろうか……

と、ふと考えてしまうのであった。

 

以下、感想です。

 

 

 

秋田の農村を舞台に描かれる

自然豊かな人々の生活……というよりかは

厳しい気候により外界から隔離される地で

どう「強く」生きていかねばならないのか、を

わりとさらりと描写している作品です。

 

『おらが村』よりは優しいけれど

『釣りキチ三平』よりはハードなのは間違いねえ。

サンデーのほうがまだ劇画作品なんだよなあ。