絵・演出共にどんどん劇画に
なっていくのですよ~。
タイトル章も小分けされます。
以下、感想です。
白土三平の作品、電子版全10巻。
元になっているのは文庫版でしょうか。
最近は『カムイ伝』にがっぷりよつの
態勢で挑んでいるからか、
絵が軽やかに見えるという
映像処理のバグが発生していますが←
少年誌掲載とはいえ本格忍者ものなのです!!
以下、感想です。
集団の不和を招くために
女を「贄にする」という最悪事件が
繰り返し起こされるのですが、
徒党の男に襲われた《ひとりの女性》の尊厳に関し
巨匠の出した回答が見事だ……
弱者が酷い目に遭う話を描くなとは言わないが
作家が何を主張したいのかは問われるのだ。
まだ第一部すら半分以上残っているとはいえ
おそらく物語中屈指で美しい場面が
描かれているのであろう第6巻ですが、
彼らの前途に永い幸福などやってこないことは
予想がつく、それでも生き抜くことを選択するのだ。
以下、感想です。
年越ししてしまいましたが
今のペースだと初夏に読み終える
気もしない……大作だからね!!
物語の始まった頃は少年だった
キーパーソンたちが、青年となり
抱えるものも乗り越えるものも
増えていくのでな……押しつぶされまい!
以下、感想です。