『蛍雪時代』

 

矢口高雄の作品、全5巻。

 

矢口少年の主に中学時代の

思い出を振り返る作品なのですが

マンガか???みたいな出来事ばかりです。

 

以下、感想です。

 

 

 

矢口さんの母校の先生方が

こんな先生たちだったら

子どもたちも自主性を発揮できるようなあ……!

という理想の先生ぞろいで驚きです。

 

特に小泉先生の鮮烈さが印象的ですね。

矢口少年がのびのびと成長したのは

かの先生の影響も大きいんだろうなあ。

 

この世代の人だと珍しくもないのですが

安保闘争時の組合運動に参加していた

人ですか……やはりそうですよね。

 

矢口一家の女性陣が強いので

奥さまもあんな感じなのかしらんと

にまにましてしまうのでした。

 

ところで矢口作画による『七人の侍』が

すばらしすぎるので、紙の本も欲しいのですが

コレクター価格になってる~!さてどうしましょうね。