『9で割れ!!ー昭和銀行田園支店』

 

矢口高雄の作品、電子版全4巻。

 

電子版は新しくまとめたものなので

細部名称に変更がありますね。

(なのでコマ運びにちょっと不自然なところも・汗)

 

以下、感想です。

 

 

 

後にマンガ家となる銀行員の青年を主人公とした

昭和期の秋田を舞台にした物語。

 

ガロ投稿エピソードからは

平成版釣りキチ三平の雑誌に掲載されていまして

全部雑誌で読んだの懐かしいな~。

二十年ほど前のことですね!

 

しげーさんこと水木しげるに絵を褒められたという

エピソードが本当にすごいのでありますが

かの先生「絵」を描けない人は褒めないので←

 

そして水木視点のエピソードを見ると

ものすごく忙しかったにも関わらず

印象に残った人物なんだろうな。

細部は全く合っていないので。

 

矢口高雄・水島新司という

突出した画力とネーム力の持ち主が

同い年ってすごいことなんだな~。

 

デビューの時期が全然違うからか

手塚さんの「当たり」も違っていたようなんですが()

矢口さんから見た手塚さんは「憧れの先生」のままで

それはそれで幸運なこととも言える。