『自閉スペクトラム症の女の子が出会う世界』

 

タイトルは「女の子」と限定されておりますが

書かれている内容に心当たりのある

男性もわりといるんじゃないか思われる。

 

「学校」という枠組みが中心となる年頃から

同性「間」で上手くやれない子どもたちは

世界中にいるんだね〜、と同族意識を持てる本です。

 

多くの人間と「仲良く」なりたくはないが

最低限、波風は立てないようにするには

どう擬態すればいいんだろうか?

正直「同性」は好きじゃないんだけど。

(「異性」が好きなわけでもない)

 

みたいな思春期を送った側は素直にうなずけるとはいえ

上手くやれる側に対する「感想」が

悪辣に受け取れる内容ではありますが

定型は定型同士で連帯するほうが平和なので。

 

とはいえ「動物」に関する認識は

間違ってるんでは?と思うので

そのあたりはツッコミを入れております。

 

以下、感想です。

 

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『西部戦線異状なし』

 

「この書は訴えでもなければ、告白でもないつもりだ。

ただ砲弾は逃れても、なお戦争によって破壊された、

ある時代を報告する試みにすぎないだろう。」

という有名な冒頭文に始まる、ドイツ戦争文学の傑作。

 

(日本国内で上映がまだない)Netflix版を

見る勇気はないので、小説を読むの巻。

 

以下、感想です。

 

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