『殺人は容易だ』

 

アガサ・クリスティーの作品。

 

バトル警視ものなんですが

彼が登場するのは本当に最後の部分のみで、

クリスティー作品の中では

「しろうと」探偵にあたる主人公を

軸として進んでいくのがカギである。

 

冒頭に登場するおばあさまの台詞が

そのままタイトルになっており

とても!すばらしい!!

 

以下、感想です。

 

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完全版『白妖の娘』

 

木原敏江の作品、電子版全6巻。

 

正直な感想としましては

たしかに物語の終盤は駆け足気味と感じつつも

初期からの要素を大団円にまとめあげた傑作なので

テンポが間延びしている印象を受けるのですが。

 

「あと1巻増やして全5巻にしてほしい」

連載当時、編集長にお願いしていたという作者の

あとがきを見れば納得はするかな~。

 

作家が心残りになっている作品を

加筆修正できる機会はそうそうないので。

 

以下、感想です。

 

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『クロサギ』

 

原案・夏原武、黒丸の作品、全20巻。

 

うぇぶりのほうで読み進めてまして

続きをどうするか~と悩んでいたら

いつの間にか、続編の『新クロサギ』

『新クロサギ 完結編』配信状態に。

(ドラマ化、新作の影響かな?)

 

なので続きも記事作る予定ですが

いったんまとめます。

 

以下、感想です。

 

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サギのコロニー

 

渡りの季節になり去った

サギたちのコロニーであった

森林地帯は、あっというまに

伐採されていくのでした。

 

元々、手入れしたほうがよかろう

という印象を与える放棄具合でしたので

いつかやらねば、という作業が

サギ原因になっただけなんだろうか?

 

さて来年のサギたちはどこに向かうのだろう。

 

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VC版『ポケットモンスター クリスタル』カントー編

 

シロガネやまのマップをやっと解放して

前作主人公・レッドの存在を確認したので

一区切りとします~。遭遇してない伝説組

集めつつ、たまにのんびり進めますか。

 

初めての続編ということもあり

カントー地方に行けるようになる

二部構成なのが良いですね~。

 

以下、感想です。

 

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『エクソシストを堕とせない』第76話

 

この相手とこの場で問答する価値なしと

ぶったぎったイムリさんが正しい(リンクはこちら)。

相手が神父くんで、今この瞬間陥っている思考なら

まあ向き合う価値はあるんですけど。

 

物語の根幹設定を否定するものなので

無理な話ではあるんですが、

怠惰の魔王が用意した《夢の世界》は

地球は人と神と悪魔(とその関係者)

だけのものではない、という視点が

決定的に欠けているので

私にとっても、お話にならんのだった!

 

あと、主人公の敵思想としての

「反出生主義」を扱った作品では

雷句誠『どうぶつの国』の出来が

大変すばらしかったので

そちらの内容にも触れておりますが

完全にネタバレなのであぶりだししてます。

 

以下、感想です。

 

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