監督・ギャレス・エドワーズ、2023年公開。
大作映画から離れていた好きな作家による
出来の良いインディーズ映画、という
仕上がりの作品です。
正直SFとしては良く言えば王道、
悪く言えば手垢が付きまくっている路線で
わかりやすくアメリカVSアジア、
白人(名誉含む)VS有色人種、という
二項対立の中に、監督の日本趣味が盛られた結果。
狙いは分かるが提供される映像・やり取りが
危なっかしすぎる……(「日本人」にはちときつい)
でも特殊効果は見事、という
変な映画であった……アカデミー賞外れて
よかったかもしれないな〜。
そしてわんちゃんがわりと危ない目に
遭っているが当犬はけろっとしており
最後は無事、という変な絵(!)が入るのでした。
さすが津波から逃げ切らせた作家ではある……
以下、感想です。