仲間も増え、旅も順調と思いきや
不穏な予感も芽生えつつある巻です。
以下、感想です。
新たな仲間とまっすぐ目的地に向かうと思わせて
都の魔導士より別ルートの提案があり
そちらに向かう四人組、というバランスが良い。
勝手につけられていた通信アイテムを
ささっと改造して、双方向にする下りからして
イドラ嬢は優秀な魔法使いなんだよな~。
シャウハとの絆の行方も楽しみなのだ。
物語の序盤の舞台でもあった
ギルドに戻った一行ですが
レッドが最初に出会った冒険者たちとの
思い出話に花が咲くのであった~。
第一話の浅垣灯悟の涙は
こんなに重いものだったのか……と
物語が進んで初めて開示された情報に
読者は混乱してしまうんだぜ!
危険とすでに予測できている街で
子ども時代に戻る魔法にかかってしまう
レッドに対するイドラ嬢の目線が
完全にショタコンのそれなので危うい←
領主の息子が魔王族の女と手を組んで
街を子どもだけの理想郷に作り替えていたと
判明するのですが、この敵方お姉さんの
人間標本を悪趣味と思うのと同様
虫からはそう思われてるだろう、は賛同できますね~。
(実行はしないですが!)
仲間のピンチを察した浅垣灯悟が
子どものまま、キズナレッドに変身する
場面は圧巻なのですが、爆発に巻き込まれた
真犯人のコレクションは気の毒です。
イドラ嬢の呼びかけでレッドは大人の姿を取り戻す!
コピー能力の使い手である敵も
シルバーに妨害されてレッドの予知はできない!!
という熱い展開から、玩具の絆論がスタートするのは
ちょっと笑ってしまいましたが
現実世界も肯定していく語りは良いものだ~。
ついにおまけマンガで敵幹部の
お話が始まるのですが
カプリング談義は盛り上がるぜ!