怠惰による魅力的な提案に対する
タイトルのつけ方で、語り手たる
「作者」への信頼が増える!(リンクはこちら)
以下、感想です。
悪魔たちのほうが神父くんの
欲しい言葉や環境を知っている件については
過去を踏み続けている教会が
全面的に悪いので、彼が「夢」見てしまうのも
わからなくはないのである~。
イムリちゃんと世界を滅ぼすほうが
「幸せ」だろうなと一読者は
真面目に信じている状況なので
周りの人間たち本気でがんばって←
それにしても、この物語に登場するキャラクターたちは
最悪なことに、聖書が「史実」であるが故に
「地球生命体」への関心が全くないので
お前らとは組まない、と即答できる提案が多すぎ~。
嫉妬の魔王・リバイアサンが己の姿に自信がないの
「聖書の神」のせいだと思っているからな!
他神話ならもっと堂々とふるまえる属性だぞ!!
(でっかくて強いメス、って個人的に最強に好みなのだが)
あの手の終わることのない、永遠の理想の世界は
きれいな方向だと『スタートレック』、
ゆがんだ方向だと『魔法少女まどか☆マギカ』あたりが
提示してきた空間で、喪失を抱えている者には甘言ではあるものの。
今この瞬間に目の前にいてくれる
大事な生き物を愛せなくなる世界など不要、でしかない。
それは私がきらきらな優しい世界に生きているからではなく
喪失も後悔も引きずって生きていくのが「人間」なので。