『エクソシストを堕とせない』第59話

 

正直、キリスト教でも仏教でも

宗教団体に疑惑を向けることに抵抗はないし

魔女団体の憤りや怒りのほうが

被害者目線では「わかる」のですが。

 

でもこの人たち、不正や児童虐待を知って

生き地獄に落ちろと一瞬こちらも思うとはいえ

人間を生きたまま串刺しにするんだよな……

というところで引く(リンクはこちら)。

 

以下、感想です。

 

 

 

三つ巴の思想が説明されている

良き回でした~。目的が

はっきりしているのは見事。

 

神父くんと怠惰さんの陣営の

戦闘力が圧倒的なんですけど

大丈夫なんですかね!?

 

力を持たない悪魔=イムリと

大魔王=怠惰には、教会の人たち

マジで無力なんだな……

「大人の責任」のしらじらしさよ。

 

しかし魔女は人外と共存してなんぼという

認識なのですが、ここの魔女組織の皆さんは

生体兵器を「醜い怪物」と呼び、ケアを怠っているので

思想も目的もわからなくはないが

絶対に組みたくね――!!となるのだった()

 

多分属していたら、人外たちのために

内部蜂起してさっさと贄にされるんだろうな(爆)

 

☆☆☆

 

これはフィクションではなく現実の話ですが

左派・右派等、他の分け方であっても

自分たちに「属さない」存在に対して

人ではない生き物たちの蔑視表現を適用する人が

本当に多いので、群れるのが嫌だ……となるのです。

 

ぶっちゃけ造形がダントツでグロテスクなのは

同族・ホモサピエンスという認識なので

節足動物筆頭、地球生態系をなめるな~と

思っているのです← なので一人魔女を目指している。

 

思想はわからなくもないが

お前とは組みたくない、をどこでも

貫いているような具合ですね~。