『エクソシストを堕とせない』第57話

 

第1話にてセンセイがぶん投げたアドバイス

(その後もしばらく一緒に行動していたなら

第一の教えとしてはアリだったと思う)が

爆弾だと認識していた側としては

今後に期待が持てる展開でした(リンクはこちら)。

 

以下、感想です。

 

 

 

最初にはっきり書いてしまうと

ぶっちゃけ世界の構成物は「人間」だけではないので

まわりをとりまく大気・命をつかさどる海・

目に見えないサイズも含めた生き物などなど

確かにそこにある「万物をすべて愛する」ために

特定個人への恋情は必須ではない、と考えているのですよ。

 

なぜなら人類が滅んだその先でも

世界はずっと「美しい」ままなので。

 

まあキリスト教関係者にはない発想だろうがな!!

前提が「絶対神の創造物」ですものね。

(都市の盛衰に合わせて神々の地位が変動する

都市国家等、多神教のほうがとっつきやすいのである)

 

特定人間への「執着」をきっかけとして

開眼する個体が大量にいるから

世の中には恋愛賛歌が溢れているのでしょうけれど

それを絶対視するのは愚かなんだよな~。

 

なので世界を「憎んでいる」少年に対し

異性への恋愛を推奨するのは

その後の色々なパターンへのフォローがない場合

かなり危ない行為であった、悪魔に惚れなくともな!

 

センセイの「恋」の周辺事象が

生き別れた幼なじみ関連であると確定、かつ

「呪いをかけた」自覚がやっと出てきたし

道を間違えている「人生の先輩」として

今後がっつり対話を重ねてくれるなら

なぜか読者評価は高いけど、私はあまり好かん……という

状況が一気にひっくり返るかもしれません←

 

この人本当に悪魔なんだろうか……という

思考・行動を披露していたイムリさんが

やっと悪魔らしくなってきましたので

人類社会=世界を滅ぼすために

がんばってほしい!!

(実は神父くんだけなら救えるんだけどねん)