原作・日向夏、作画・倉田三ノ路の作品、既刊16巻。
原作(なろう掲載版)、ガンガン版と
最初のほうは読み比べさせてもらいましたが
サンデーGX版が「再構成」部分で一番好み。
以下、感想です。
花街育ちの薬師・猫猫さんが
人さらいに売り飛ばされた後宮にて
色んな謎解きをするお話です。
特殊環境下での名探偵としては
修道士のカドフェルさんが有名どころですが
色事方面のお話もじゃんじゃん出てくるバージョン
という感じで楽しめます。
いわゆる大陸王朝モノのくくりになるわけですが
組織の中では色んな「武器」の使い方があり
優秀な侍女とか部下とか後見人とか絶対にいるよな~。
幼女好みの先代皇帝にまつわるあれこれが解決したら
訳あり宦官さんも表舞台に登場できるのかしらんと思いつつも
恋愛方面では難しい設定にしたもんだ、と悩ましいですね。
猫さんと気の合っている、これまた訳ありお嬢さんの
子翠さんの正体は失踪した上級妃かな?あたりが
最新話の「謎解き」で気になっているところです。
アニメはガンガン版寄りっぽいので見ないかな~。