『〜異伝・絵本草子〜 半妖の夜叉姫』第1巻

 

『犬夜叉』続編・アニメオリジナル企画の

椎名高志コミカライズ作品。

 

企画発表時点で単行本になるのを

楽しみにしていた作品です♪

(予約しておけばよかったんだけど……)

雑誌には……手を出さない!!

 

ちなみにアニメのほうなんですが

初報の段階で殺生丸の奥さんが開示されてない

(つまり引っ張る気満々だよな、スタッフ!?)

という部分が、私向きじゃないな!!

ということで、完全ノータッチなのです。

 

以下、感想です。

 

 

好きな作家さん(椎名さん)を通した

好きな作家さん(留美子さん)の良さが凝縮される

&好きな作家さんがのびのび描いている、最高ですね!!

 

物語のプロローグのお手本か!?という出来で

続編ものにありがちな「知らん」キャラが

本編キャラの「邪魔」をしているという印象は全くなく

この子たちの冒険譚はどうなるのか!?と楽しさ満点です。

 

まわりに恵まれてはいるものの(これ大きいですね♪)

世界に違和感を抱えた主人公が、初めて自分の生まれを知り

自分がこれからどう生きていくかを決断するために

仲間と冒険に飛び出す……世界中で愛される要素しかないな!!

 

椎名さんがパラレルワールド……というよりかは

語り手の違う『犬夜叉』というスタンスで作っているようなので

面白いところまではついていく予定です!

(夜明け見てないSWだって最初の話は今でも好きだぞ、うん)

 

☆☆☆

 

ちなみに肝心の『犬夜叉』本編につきましては

七人隊パートで脱落したのちは

要所要所のエピソードつまみぐい読者のため(滝汗)

あんまり整合性とかはわからん派です。

 

自分的には、殺生丸さんとりんちゃんはそこに「愛」はあるけど

くっついてもくっつかなくてもよかった派なんですが

(殺生丸さんは神楽さんもありだと思ってたぜ・泣)

(りんちゃんは琥珀くんもありだと思ってたぜ)

よその人間女に子ども生ませるなどは許さねえ!!なので

殺りん派なのか……?くっつかない世界線もあるだろうし。

 

それにしても、かごめちゃんが好きなんだから仕方ないけど

七宝ちゃん(狐)か鋼牙くん(狼)と

くっついてくれればよかったのに……!!

(単行本処分決定後も、しばらく14巻だけ本棚にありました・汗)

(あの巻はりんちゃん登場巻でもあるしな、うん)

 

正直なところ桔梗さんも好きなので

犬夜叉はそっち貫いてもよかったんだぜ派でもありましたが

椎名版の犬夜叉ならかごめちゃんと夫婦もありかもしれん。

 

別の作家さんが、マンガとして描く場合

絵柄は寄せられても、ネームやコマ割り、背景、効果まで

合わせられる人もそうそういないので(「絵が違う」はそこが核心ですし)

絵を寄せなくても全然構わない派なのですが。

 

今回の絵の違い、どっかで見たことあるなと思い返すと

水野英子『白いトロイカ』のファンアートを

新谷さんが描いた時に近いんだな。やたら男がかっこよくなってる!!