『鬼滅の刃』第23巻

 

最終巻です!

おめでとう、おめでとう!!

 

作者さんが描きたかった景色に

たどりつくのって本当に大変なことなので

わに先生、お疲れ様でした──!!

 

予約開始が思ったよりも早くて

入手に難儀しましたが

(ポイント消えてたアニメイト久々に開いたぜ)

2月発売の本・画集もおさえられたので

来年も楽しみですね。

 

以下、ネタバレです。

 

 

 

創り手が本来なら一緒に読んでほしかった

ページが数枚挟まるだけで

こんなに印象が変わってしまうのだから

マンガというのは面白いものだ。

 

ぶっちゃけ雑誌掲載時には

巻末おまけのお祭りページみたいだなあ……

と思っていた最終話も、おまけではなく

「本編」として必要だったのだな、とやっと消化できました。

『鬼滅学園』はずっとおまけでいいのだけど!

 

正直ふってもふらなくてもいいのですが

描き文字であっても必ずルビをふる作家さんは

「子どもたち」を中心に見据えているのだなというのは

私の大好きな「立川恵」から続いている確信で。

 

いつか大きくなった「子どもたち」が

どんな風にこの物語を振り返るのかな?と

他人事ながらわくわくしてしまうような作品が

今年一番「売れた」ということは、やはり良いことなんだなあ。

 

わに先生の新作が読める日が

またやってきますように。

 

☆☆☆

 

私が読み始めたのはちょうど

沼鬼のエピソードからでしたが

すごく印象的な「絵」を描く人だな

という部分はずっと変わらずに。

洗練されていく物語を追いかけていく日々は

とても素敵なものでした。

 

アニメ化したことで思っていたよりも

まわりの環境はにぎやかになってしまいましたが(汗)

私は無人島にこもるのは得意なほうなので(爆)

 

良いものであれば売れるというものでもなく

あの人たちは?あの物語たちは?

どうしてもっと多くの人々に届かなかったのだろう?と

寂しい想いをすることも、思い入れのある何かを得れば

また必然のことでもありますしね。

 

……ぶっちゃけ作品の駆け抜けた時間が

短期だろうと長期だろうと

好きな作品が丸ごと全部

ファンコミュニティひっくるめて好きなことは

基本的にないからな!うふふ。