『ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園』「絶望編」第10話

 

あの緒方さんが見るのを嫌がっていた

絶望編第10話……

それまで積み重ねられたフラグから

これは絶対に嫌な予感しかしないという

絶望編第10話……

こちらの絶望としては見事な出来でしたね(白目)

 

既存作品ではアニメ視聴、ゲーム全作プレイ済み。

他媒体作品は迷いながらほぼ未着手

『ダンガンロンパゼロ』のみ読破状態です。

 

以下、過去未来作品全て交えた

冒頭からネタバレ&ネタバレという名の

キャラクター語り満載となります。

未見の方は絶対に見ないでくださいませ!!

 

そして私は基本的に男女カップルレーダー持ちなので

カップルトークもばんばん入っています。

くっつけるのが苦手な方もご遠慮くださいませ~。

 

はっきり書いてしまいますと。

私はナエギリ・ヒナナミ至上主義者である。

超高校級の夫婦(非公式名称)よ、永遠なれ……!!

 

 

もう一回注意書き。

以下、時系列による場面の感想と

キャラクターの感想になっております。

初見時の印象と複数回鑑賞後の感想が混ざっている状態ですが

読みやすいように整理はしてあるつもりです。

 

がんがんネタバレしておりますので

本当に!見ていない方はここで引き返してくださいませ!!

 

☆☆☆

 

#10「君は希望という名の絶望に微笑む」

 

この地下エリアの廊下って

カムクラくん探しに行くときに

絶望シスターズが歩いていたあたりだなあ……

希望ヶ峰学園の地下エリアって

どれだけ広いんだろう??

 

「私だよ♡」が判明している

ちさ先生と千秋ちゃんの

でここつん怖い……覚悟しよう……

 

オープニング2番になったりしないのかな?と

思っていましたけど、このままかな……

エンディングのほうが2番になる

可能性高そうですものね~。

 

ボクサーが倒されているところからスタート。

江ノ島さん、強いからな~。

ボクサーの弱みとは……??

 

ちささんじゃないんだ……

宗方病って呼んでいたのは

本気で恋の病だったのか()

 

人の弱みを握った時の

江ノ島さんの輝きはすばらしいですのう~(滝汗)

予備学科の嘲笑もまた怖いんだけど……

 

……彼の上げイベントの土台って

もしかしてこれなのか?え??本当に???

(ついていけない理由は後ほど)

 

77期みんなのところに

蜜柑ちゃんが合流します。

てるてるくんの輝きをぶっとばす扉……

すばらしいな!!

田中くんと弐大くんが帰ってきたぞ。

 

生徒手帳ってそんな機能あったんだ……

え?じゃあ今までそれ使えばよかったんじゃ??

と思い当たる場面が結構出てきました。

壊されていたのかもしれないけれど。

 

あの赤い扉なつかしいな──!!

嫌な予感しかしないな──!!!

 

ちさ先生から逃げて千秋ちゃん!!

その人、もう助けられないです!!

この言葉はお世辞かな~とも思っている。

 

モニター江ノ島さんと千秋ちゃんが対峙します。

あ、スーダン2の曲だ……学級裁判だ……

この状況で聴けても嬉しくない~(日向くん助けて!)

千秋ちゃんがやはり「生贄」か……

 

77期生みんなが学級裁判場にいるなあ……

この場所ってプロトタイプなのだろうか?

からの。

 

江ノ島さんのオシオキの最初の犠牲者って

無印オープニングの学園長じゃなくて

千秋ちゃんなんですか……ぎゃああああああ。

 

この後を再度見るのが本当に辛かった!

もう無理無理無理……音量すげーしぼる。

オシオキダンジョンパートで流れてる曲が

最後の調査の時の曲だし……

それは日向くんが、がんばってた時の曲……

 

千秋ちゃんが延々拷問されてるだけで辛い……

彼女の2のオシオキの曲も聴きたくない……

千秋ちゃん、この状況でも

がんばれるのか……信じられるのか……

人間千秋ちゃんも希望だった……

 

ゴールはもう助からないなあ……という

目で見ておりました。ああ、辛かった……

絶望狛枝くんの高笑い怖いなあ

緒方さん、本当にお疲れ様です……

せっかく学級裁判場にいるのだから

投票制度とか使って、積極的に77期のみんなを

まきこんでもよかったのでは……

と思ったりもしましたけど。

 

江ノ島さんの語りぶりからして

松田くんはすでにあの世の人かな……

音無さん、見たかったけど……

 

一気にまとめて絶望堕ちについては複雑でしたが

江ノ島さんが77期生を雑魚呼ばわりしてるのは

この経緯を見て、なんとなく納得しました。

彼女にとっては簡単に洗脳できて

つまらなかったんでしょうねえ……

洗脳に対して2ではあれこれ言ってた記憶もあるし。

 

ただのモノクマぬいぐるみ。

空になった学級裁判場。

モニターもストップしているらしい?

(動いてるのもあるけど)

からの響く足音で。

 

カムクラくん、待ってたよおおおおお!!!!(涙)

このまま退場できないだろうと思いつつ

血みどろの千秋ちゃんが

まだ生きてるのかには驚くけど。

3の皆さま、生命力強靱すぎるような……

 

やればなんとかなる……懐かしいなあ、それ(泣)

思い出せないと告げる日向くんに対しても

力になろうとする千秋ちゃん……

最後の言葉が辛い……

 

倒れた千秋ちゃんから外れたヘアピン。

それは日向くんと千秋ちゃんの

出会いとなったゲーム

「ギャラオメガ」のアイテム。

 

手に取るカムクラくん。

血まみれのヘアピン。

歪む視界。

流れた涙に戸惑う声……

 

最 後 の タ イ ト ル ! ! !

 

オープニングまだ1番か……

 

☆☆

 

ちょっとした未来予測。

 

さてはて絶望編は残り1話ということで

無印につながっていく学園の

出来事が語られて終わりでしょうか。

 

正直、千秋ちゃんの退場が

ここまで遅めとは思っていなかったので

希望更生プログラムのプロトタイプのことも

見たかったのですが

尺としてはとても無理そうです……

 

ゼロも見られないですね。

まあキャラクター誰もしゃべらなかったし……

「京介」の件がありましたので

生徒会長名前もミスの可能性ありますし()

 

☆☆☆

 

以下、ちょっと不満が続く。

 

千秋ちゃんきっかけの

77期生みんなの絶望堕ちに関しましては

前回分の不満そのままです。

ゼロの松田くん読んだ後だと雑に見える……

キャラクターのせいではないよ!?

 

江ノ島さんが77期生を雑魚雑魚言ってるのは

整合性つくから、としますね……

洗脳スタートなら更生も可能、ということで。

 

☆☆☆

 

ボクサーのイベント土台の件。

 

これだけ未来編・絶望編共に

やらかしてくれるのであれば

なんらかの描写・行動があるのだろうと

構えていた、元・超高校級のボクサー。

 

同性の親友に恋心を抱き

それを理由に江ノ島に脅され

その後ずっと裏切ったままだった

ということが判明しました。

そして彼は絶望ではない。

 

江ノ島さん、予備学科に

嘲笑されている彼は気の毒だった。

未来編における

宗方京助への異常なまでの忠誠心も

整合性がつくと思います。

 

でも私はついていけていなかった。

 

彼は予備学科に強烈な差別心を向けて

日向くんを足蹴にした過去があるから。

それがあの学園では当たり前の価値観

なのでしょうけれど、それでも。

 

自分だって差別されうる側なのに

あれほどの悪意を

どうしてたやすく向けられてきたのか。

それが反転されただけなのだ。

 

そして日向くんは最後まで屈しない人だった。

選んだ道はそうじゃないと私は思ったけれど

「オレにも出来ることがある」と

道を選んだ、その姿を見ていたので。

 

うん、未来編でも生きてるな彼!!

苗木くんを助けてくれるフラグは

十分ありましたけれど

多分それでもついていけないのでしょうね……

 

最後まで名前を呼ぶことがなさそうな

キャラクターでした、残念だったな。

 

☆☆☆

 

最後はカムナミの話。

 

見ていて辛かった、哀しかった。

それでも希望が最後にあった。

 

カムクラくんが泣いてくれて

私は嬉しかった、今回はそれに尽きる。

 

日向くんの人格が、表に出てくることは

2の時間までないのでしょう。

日向くんの絶望が、カムクラくんに影響したという

可能性もほぼないでしょう。

チャプター0と絶望少女の様子を見るかぎりでは。

 

この涙は、奥底に残っていた日向創の欠片が

作用したものだろうけれど

やはりカムクライズルの考えや行動は

カムクライズル本人だけのものだから。

 

ただこの出来事で

彼は最後まで「観察者」であることを

決めたのかもしれない。

 

感情がないという設定説明は抜きにしても

私は2でも絶望少女でも

彼が絶望側に、江ノ島盾子に

心から賛同して行動してきたとは思えなくて

それは3の動きをずっと見ていてもそうでした。

未来編過去回想で花を手向けている姿を見てからは特に。

 

ずっと眺めているだけのようだった。

決断するのはいつだろうと思っていた。

 

その時は「七海千秋」との出会いだったのでしょう。

 

最初に会った外部の人間・江ノ島さんの言う

「予測のつかない絶望」に興味は抱いたけれど

ずっと「ツマラナイ」ままだった。

私から見ている彼の姿は。

 

「七海千秋」の死がもたらした涙で

彼は「予測のつかない希望」も

存在しうると、知ったのかもしれない。

 

それからずっと「観察」していたのかもしれない。

未来編冒頭で語られた絶望大活躍時代も。

こまるちゃんが戦った絶望少女時代も。

 

スーパーダンガンロンパ2時間軸で

なぜ彼が「コロシアイ」を仕組んだのかが

いまいちわからなかった。

そもそも捕まった理由も参加した理由も。

 

78期生のコロシアイ・希望の勝利を

彼は見ていたでしょう。

ただ、参加者ではなかったから

確証は掴めなかった。

絶望少女で観察した希望も

明快な答えではなかった。

 

参加できるのは「ボク」ではなくとも

希望と絶望、その戦いのはっきりとした行方を

彼は見届けたかったのかもしれない。

 

ただし、カムクライズルが2の七海千秋を

「作った」可能性はとても低いと思います。

江ノ島アルターエゴを持ち込めたくらいだから

NPCに「細工」をした可能性はありますけれど

千秋ちゃんの最後の台詞の件もありますし。

 

……カムクラくん、あのヘアピンどうしたんだろう。

捨てたかな、持ってるのかな。

持ってるとしたら、2の後目覚めた

カムクラ・日向くんはどう感じたのだろう……

 

絶望編最終話を見届ける勇気が出ました。

待ちたいと思います。