かんばまゆこの作品、既刊9巻。
この手の本編にツッコミを入れ続ける
スピンオフって、描き手の倫理観に加え
本編熟読度が問われると思うのですが
両方をクリアする作家さんなので
どんどん面白くなるのがいいね!
以下、感想です。
ぶっちゃけ出オチで終わりそうな始まりなのですが
そもそも犯沢さんのターゲットが工藤新一であったり、
恋の対象であるサキちゃんが米花町にやってきたりと
見逃せないオリジナル要素が増えてきているので
先がとても楽しみになっている〜!
作者さん、青山絵の模写も出来る方なのですが
キャラデザをあえて崩すことで生まれる
愛らしさ、も見逃せないポイントですね〜。
2024年の企画にて、うぇぶり配信分は全て
本編を読み通した読者からすると
ふふっと笑える小ネタがコマに散りばめてあるのも
大変良いのでした。ツッコミが強いのもいいね!
犯人たちのネタバレ番外編がとても好きです。
本編ファンだった頃の犯人は全員思い出せて
良いのですが、あくまでも服役中の皆さんなので
成実先生はいない……というシビアさもよいのだった。