『乙嫁語り』

 

森薫の作品、既刊15巻。

 

掲載誌が変わるそうで、このクラスの

作家さんなら引く手あまただろうし

水面下で行く道は決まっていると

思いたいのですけれど。

 

青騎士が次号からリニューアル 森薫、入江亜季は同誌を離れて別の発表形態へ

 

以下、感想です。

 

 

 

19世紀半ば、中央ユーラシアを舞台とし

あちこちの夫婦を軸とし、生活を描くお話です。

遊牧民が「追われていく」時代でもあり

大国の侵攻が迫っている時代でもあります。

 

特に後者については、最初に登場した夫婦が

明らかに巻き込まれる地域の民なので

ちゃんと描く構えではいると思うのですが……

 

生き物がどれもかわいいので

わりとそちら目当てに読んでおります。

昆虫系があまり出てこないのは残念ですが。

(さそりも!かわいかったんだ!!)

 

最新巻ではスミス・タラス夫妻が

(次巻で結婚するんだし、もう夫婦だよ←)

イギリスに船で渡るお話がよかったな〜。

 

以前、紙の本で集めていたのですが

書籍の管理(数がね!)が難しくなってきたので

手放してしまったんですよね〜。

 

とはいえ電子版を再入手しても

当時の印刷が浮かぶのは助かるものです。

大判は完結したら好きな巻だけ集めるとか

あり得そう、なのがちょっと怖い。