ドラマ版『Heaven? ご苦楽レストラン』

 

ドラマも最後まで追いかけさせていただきました。

TBSのサイトにてブルーレイ買う予定です!

……お皿のサイズってどのくらいなのだろう?

 

感想は公式サイトのメッセージボードしか

見てない人なのですが、「楽しめる人」は

大人から子どもまで最終回まで楽しんでいる

みんな幸せになるドラマ化でよかったですね~。

 

以下、感想です。

 

 

 

配役が本当にすばらしかった!!

 

なんやかんや言われつつも

佐々木倫子作品はドラマ化に向いていると思います。

実力派役者がそろうのが条件ですが!

 

「なぜ」変えたのかだろうかという部分については

わりと納得する方向性だったのもよかったです。

天井裏からのねずみとかオーナーのまかないとか

テレビで放送はできないだろう、放送事故だ(滝汗)

……よしなが作品の実写化は

そういう意味ではあまり好きではないかな。

 

店長の年齢を原作より上げたのも

若者の伊賀くん・河合くんを見守る

おいちゃんたちという素敵な構図になって

ナイスだったと思いますし!

(おかげでいい役者さん来てくれたし)

 

フランス料理もおいしそうでおいしそうで

何よりもオーナー筆頭にお客様たちが

もりもり食べてがんがん飲む!という人々ばかりで

みんな幸せになっていいな~と思ったのです。

 

オーナーも原作よりおしゃれになっていて

これは衣装担当の方が毎回

幸せだったに違いない……という

素敵な衣装ばかりでした。

ハイヒールはああいう女性が着こなすべきだぜ!

 

一話はちょっとテンポが悪かったですが

(『動物のお医者さん』もそうだったかな)

原作数本分をまとめたシナリオ構成だったため

このお話からどんな仕掛けが待っているのか

原作ファンにとってもわくわくでしたね。

 

シェフの常連さんたちが結婚するという

ドラマオリジナル展開も

ちゃんとお互いがどういう人間なのかを理解しあって

これからもおいしいものを食べて生きていく!!という

とても好ましい方向性で、嬉しかったです。

 

実写化してちょっと気になったのは

佐々木作品ギャグ空間の勢いでごまかされていた

伊賀くんの自己肯定感の低さが、人間の演技で見ると

わりとしゃれにならない……ということでしょうか。

なので最終回にて素敵な紳士に成長した

伊賀くんには涙するしかない。

 

生首心の声演出については

なんでこれを採用したのだろう?と

不思議だったのですが

最終回でこれをやりたかったからか!と

振り返ってみると納得です。

 

役者さんみんな素敵だったから

スペシャル企画とかやらないかな……

やってほしいな……という視聴者の声は

ちゃんと公式に届けるのですぜ。