『悪役令嬢転生おじさん』

 

上山道郎の作品、既刊7巻。

 

アニメ化おめでとうございます〜!!

映像化でどこまで進めるのかも含め

来年楽しみな作品のひとつです。

 

児童文学の異世界転移もの育ちなので

《元の世界に帰還する》という視点が

残っている作品はホームなのだぜ!!

 

以下、感想です。

 

 

 

現実世界のおじさんが、ゲームの中の

ライバルキャラに転生してしまった!?という

いわゆる「悪役令嬢」作品となります。

 

ネットでバズって商業連載化という作品につき

Web掲載版(リンクはこちら)でも

物語「設定」の魅力は十分伝わると思うのですが。

 

前世紀の名作たちから引き継がれている

フィクションの「おもしろさ」を手堅く

まとめあげられる、ベテラン作家さんが

舵取りをしているということで、

物語の「行先」も安心して読めるのが

一番の良さになっておりますね~。

 

どこか懐かしさあふれるデザインながら

(アンナ嬢がぶっちゃけ「魔女っ娘」アニメにいそうなの大好き)

思わず手に汗握って応援したくなる

地に足の着いた「魅力」を持つゲームキャラたち、

現実世界でも頼りになる母娘に加え、

世界の謎を知るであろう大人の存在もあり。

 

本来のグレイス嬢にとっても

主人公・憲三郎がその肉体を「借りて」

生活している状況が、いつかは

良いことにつながっていくのであろう……と

大団円を期待できそうなのもうれしいです。

 

十巻代でまとまるとありがたいですね。

……あれ、折り返しがあるならどこだろう?

 

☆☆☆

 

アニメどこまで進むんだろう問題

PVに重要キャラがいることから

文化祭行けるのでは!?と思っております。

 

異世界の事情を知っていそうな人物が

ちゃんといてくれる、という引きなら

続きを安心して待てますものね~。

 

ラブビーについては私がクリアするなら

元ゲームでも異世界モードでも

第二王子リュカくんだろうねえ……

アンナ嬢と同い年なのもよし!と思っていたところ。

 

相棒のモンスターがどどん!!と登場したので

相棒ルートはなさそうだし(後出し人型擬人化はNGだぜ!?)

相棒に相性の良いビーストのマスターを

恋愛攻略するしかねえな!!??と

どこまでも人外重視のプレイヤーであった。

 

ポケモンも御三家や伝説の

リセマラしたことないなあ……

でんどういりも基本最初につかまえた子だし。