『雨柳堂夢咄』最新刊発売中ですね!
さて波津さんの特集本の感想です。
波津彬子という作家を意識しだしてからは
まだ十年たってないですけど
実は『さざめく黄金の波』シリーズを
作者名を気にしないで読んでいたので
波津作品とのつきあいはかなり長い。
お姉さんの花郁悠紀子は、イラスト集のみがありまして
小学生の頃はよく眺めてました。
色彩が素敵だな~と思いながら。
マンガは大学生になってから全部集めました。
どちらの物語世界も甲乙付けがたく、大好きです。
描き下ろし作品のネタバレ含みます。
・描き下ろし「夢の天使」
ヴィルヘルムは出てきません!
以上!!
・外伝「山の秋」
釉月ちゃんが、ものすっごい美人さんになってます~。
そしてがんじー、あんた……(笑)
色男でスケコマシだったくせに
こんな若くて美人な奥さんもらっちゃって!
にくいね~、このっ!
うらやましいったらありゃしない!!
(この文章書いてるの、ほんとに女か・爆)
……釉月ちゃんの様子からして、夫婦でいいはずだよね。
そういや血縁とはいっても、義理でしたね。
最後の登場から、少なくとも五年以上はたってるのかな。
お師匠さんたちはきちんと断ったんでしょうね?
釉月ちゃんにちゃんと申し込んだんでしょうね??
個人的には蓮さんと釉月ちゃん押しでした。
釉月ちゃんもののけに愛されてるし。
たまにがんじーが来て
蓮さんにいやそうな顔をするとか
想像して楽しんでましたよ。
恋愛関係?にはなりそうにないけど……
蓮さん人間なのか怪しいですが
人間な面もあるんじゃないかという、願望こみで。
でもこっちもありだな(笑)
たまに蓮さんが来て、がんじーがいやそうな顔をする
に変えればいいだけだ。
よく考えれば波津さんの作品、年の差カップル多いですしね~。
プチフラワーの西洋物とか素敵カップルたくさんです。
……やっぱりコーネリアスの相手は、ローラ嬢がよかったな~。
☆☆☆
「太郎丸」が載っててうれしかったです!
「橋姫」に出てくる旦那さんは、素敵ですよね~。
出てくるゲスト男性の中では最上級だと思う。
対抗できるのは「籠の中の鳥」の旦那さんかな。
でもじーちゃんたちが出てきたら、そっちのほうが上だよね(笑)
色んな作品が再収録されてます。
初見はデビュー作のみかな。
波津彬子作品で所有していないのは
『B級パラダイス!』と『九つの夜の扉』くらい??
あとは文庫本でも集めた気がする……
最新作はかかさず購入してますし。
☆☆☆
以下、「やおい」「BL」「GL」などの用語が出ます。
苦手な方はここでご遠慮下さいませ。
さて「やおい」の語源が『らっぽり』だというのは、
少女マンガ好きには有名な話ですよね。
ある年齢以上の方の場合に限るかもしれないけど(え?私は??)
さすがに『らっぽり』はうちにはないのですが(汗)
うちの母は仲間と同人誌サークルを作って
オリジナル同人誌を定期発行していたような人なので
『兄弟仁義』のコピーのコピーを見たことはあるそうです。
うらやましい!!
時々生まれる時代を間違えたと思うよ、自分(爆)
でも私、BLもGLも嫌いじゃないけど、推奨の人でもないな~。
結局「その人」だから好きになるのであって
性別とか年齢とか身分とかいう分類はそのあとだと思うのですよね。
それにたいていのBLって
女の子じゃダメなの?って思うこと多いし
あんまりおもしろくない……GLもしかり。
まあ男女でも同性じゃダメなの???と思っちゃうしな(爆)
ジャンルに固執するとおもしろくなくなるのは、
物語全般に言えることですけどね。
今までの記事を読んだ方には、見当がついていると思うのですが
男の子よりは女の子が好きで(変な意味ではないですよ・汗)
男の子が女の子を好きなカップル推奨。
(女の子が男の子を好きなカップルはいらいらすることが多い・笑)
魅力的な女の子に対して、がんばる男の子を見るのが好きですね。
波津作品ではがんばる男性がたくさん出るのです!!