『釣りキチ三平』第60巻

 

三平くんの新たな友人が

登場する読切集。

 

以下、感想です。

 

 

 

★読切「角鷹フィッシングの巻」

少年鷹匠の鷹に三平くんが

釣りを仕込むお話。短編連作です。

読切ゲストがライバル役者なのは珍しい。

 

途中何度かはらはらさせますが

因縁の相手である古狐との

対決に備え、自信をつけていった

高根号の姿がたくましい!

 

これから起こる出来事ということもあり

勝敗の行方は描かれていませんが

きっと高根号が勝ったのだろうと

思わせる、余韻の残るラストです。

 

 

★読切「おとりルアーの巻」

正治くんの発言をきっかけに

鮎のとも釣り用のルアーを作るお話。

 

三平くんの「天才釣り少年」という名は

手先が器用で、運動神経抜群、

常に創意工夫を絶やさぬ姿勢により

得たものなんですよね~。

 

作者の解説により、作品発表時点で

実際に売られているとわかります。