『他人屋のゆうれい』

 

王谷晶の作品。

しんぶん赤旗連載版の挿絵・澁谷玲子。

 

ヘビーな題材が織り込まれますが

最後はさわやかな印象で終わる連載でした。

続編や書籍化の企画はないのかしらん。

 

以下、感想です。

 

 

 

孤独死したおじさんの部屋に

住むことになってしまった主人公が

「幽霊」と出会うお話。

 

謎解き要素が随所にあるため

日々追いかけるのは楽しかったです。

 

赤旗読者層としては、自分の賃貸にて

本屋をベースとした空間を

色々な人に提供している

小石川さんが刺さるキャラなんだろうな。

過去話はきつそうである~。

 

主人公が良くも悪くも「素直」なタイプなので

この先はそんなに暗いものではないだろう、と

思える仕上がりなのでした。