『釣りキチ三平』第23巻~25巻

 

ムツゴロウの釣りこと

「ムツかけ」をこの作品で

知った人は多いだろうな~。

 

以下、感想です。

 

 

 

★第10章「有明海のムツゴロウ」

現在、絶滅危惧種に指定されている

とても珍しいお魚ですが

連載当時も減っているという話は出ていますが

名人が一日1000匹以上釣る設定です。

 

今回のライバルキャラは熱血父親と

一緒に釣り勝負を挑んでくることもあり

嫉妬する珍しい三平くんの姿が見られますね。

 

謎の外人さんの正体は

サーモン・ダービー会長と

ナレーションで語られており

次回中編へと続いていく。

 

 

★読切「幽沼の羽衣鮒の巻」

天女伝説に対し科学的な

アプローチを取る三平くんが

テツギョの正体の仮説を立てるお話。

 

途中からお魚博士も加わり

異種交配ではなく原種説を出したりと

興味深く読めるのですよ。

 

 

★読切「釣り場の子ギツネの巻」

三平くんの近くに寄ってくる

不思議な子ギツネどの出会いから

釣り人のマナー問題に広がっていくお話。

 

一平じいちゃんが来てくれたので

テグスでがんじがらめになった

母ギツネのところにたどりつけたんだな~。

しっぽの作画が大変すばらしい。

 

 

★読切「尺バヤのアカネ釣りの巻」

トンボを利用してハヤを釣るお話。

釣り名人が登場してしまうため

ユリッペがほっとかれてしまう()

 

当時の癌は発覚した時には

末期につき、余命半年なんて

状況になるんだろうな……