ムツゴロウの釣りこと
「ムツかけ」をこの作品で
知った人は多いだろうな~。
以下、感想です。
★第10章「有明海のムツゴロウ」
現在、絶滅危惧種に指定されている
とても珍しいお魚ですが
連載当時も減っているという話は出ていますが
名人が一日1000匹以上釣る設定です。
今回のライバルキャラは熱血父親と
一緒に釣り勝負を挑んでくることもあり
嫉妬する珍しい三平くんの姿が見られますね。
謎の外人さんの正体は
サーモン・ダービー会長と
ナレーションで語られており
次回中編へと続いていく。
★読切「幽沼の羽衣鮒の巻」
天女伝説に対し科学的な
アプローチを取る三平くんが
テツギョの正体の仮説を立てるお話。
途中からお魚博士も加わり
異種交配ではなく原種説を出したりと
興味深く読めるのですよ。
★読切「釣り場の子ギツネの巻」
三平くんの近くに寄ってくる
不思議な子ギツネどの出会いから
釣り人のマナー問題に広がっていくお話。
一平じいちゃんが来てくれたので
テグスでがんじがらめになった
母ギツネのところにたどりつけたんだな~。
しっぽの作画が大変すばらしい。
★読切「尺バヤのアカネ釣りの巻」
トンボを利用してハヤを釣るお話。
釣り名人が登場してしまうため
ユリッペがほっとかれてしまう()
当時の癌は発覚した時には
末期につき、余命半年なんて
状況になるんだろうな……