『釣りキチ三平』第10巻~11巻

 

魚紳さんの素顔や過去が明らかになる

回ですが、初登場時ここまで

すげえ人にするつもりはなかっただろうな~。

 

魚紳さんが三平くんを紹介する際

「恋人か‥‥‥‥」「まあそういったところだ」

(中略)「だからそそうのねえようにたのむぜ」

と語るので、一部ファンが乗り出してしまうコマもある。

 

以下、感想です。

 

 

 

★読切「三ッ又池のギャング」

池に棲みついたライギョを

捕獲するお話です。

空気呼吸をするという特性を

盛り込んでいるのはさすが。

 

釣りが大好きな和尚さんの

スタンスが「生きた信仰」という

風格があり、大変素敵なのです。

 

 

★第7章「磯の王者」

三平くんがいよいよ海釣りに挑戦!

天才釣り少年という型にはまりがちなため

ハプニングも起こしやすい初挑戦が

今後どんどん見られるのです。

 

自由を勘違いしている大学ボーイによる

(先住民っぽい服装をしているのも激怒ポイント)

漁場荒らしに対し、熱いハートでクールに立ち向かう姿と

久しぶりに両親との再会に涙する姿との

ギャップもえらいことになっている~。

 

 

★読切「ゴロ引きゴンベ」

なつかしの鮎の友釣りでスタートし

三平くんのゴロ引きで終わる回ですが

読切ゲストの関係者死亡率高いな~。

 

親御さんにカップルがあいさつにいく

エピソードは何回かあるのですが

若死には切ないものです。