『釣りキチ三平』第6巻~7巻

 

毛鉤山人をつい

仙人と読んでしまうのであった。

 

以下、感想です。

 

 

 

★第5章「毛バリの神サマ」

ヒロインのユリッペ未登場ですが

(この回が初めてになるのでは?)

おてんばお嬢さんが別に登場するのでした。

 

毛鉤作りの名人こと毛鉤山人さんは

大きな会社の会長であるという

アクセントも良く効いておりますね。

 

作中にて、NHKばりの水中特殊撮影の

美しい映像が登場するのも納得です。

お魚はいつも生き生きしておりますが!

 

 

★読切「ペンペン釣りとポカン釣り」

釣りキチの同年代友人が

できそうだ!と思ったら

交通事故であっという間に去っていく。

 

当時の子どもの死亡率・数を考えれば

そこまで変な展開でもないですけれどね。

放し飼いの犬をかばっているのですし。

 

 

★読切「石化け」

毛バリ話で登場した「石化け」を

さらに深掘りしたお話。

 

元マタギであり「木化け」の

使い手であった名人が

釣りに転用したとの解説がされるのです。