坂田靖子セレクション第14~17巻。
南の島のビギン・ザ・ビギン島、
そこには島の住人もサルもミイラも
ペンギンもヒトデも、はたまた
神様や吸血鬼、しゃべる石、も登場する
「南国詰め合わせセット」なのです(作者あとがきを勝手に変更)。
以下、感想です。
主人公は都会人のイラストレーターなのですが
最初はツッコミをがんばっていたものの
島の不思議な出来事になれっこになってしまうという
変化を楽しむことができたキャラクターでした。
スクリーントーンが平成初期っぽいなあ……
と読み進めていたのですが
最後のオチがノストラダムスの予言ということで
98年ぐらいまで連載されていた作品みたいです。
こんな島で楽しく暮らしたい(作者あとがき)の通り
事件まみれながらもゆったりとした空気が流れる
とても楽しい物語空間でした。