『水の片鱗』

 

坂田靖子の作品。

 

表題作含めたシリーズと

短編一作を収録。

 

以下、感想です。

 

 

 

★『マクグラン画廊』シリーズ

画廊の主人・マクグランを軸とした

美術品の「秘密」をめぐる短編集です。

 

絵に描かれた昔の人や思い出の品を

大切にする人々が

優しく描かれているのが好き~。

 

 

★『春のガラス箱』

途中まで不穏な雰囲気で進みますが

衝突から始まる「対話」によって

ハッピーエンドになるのがいいな。

 

色男の若社長さんがしっかりもの、という

オチも好きなのです。皆なかよくやってくれ~。