『月と博士』 坂田靖子の作品。 星新一ばりに風刺の効いた ショート・ショート・ストーリー集。 以下、感想です。 表題作は、月の満ち欠けを一夜で 観察できるようにしたため 自分の時も早めてしまった博士の話につき いきなり剛速球を投げられる感覚ですね。 JUNE掲載が多いからか 男性主人公の「愛」の話が わりとピックアップされています。 エッセイも収録されていて 庭の話もコンピューターの話も 面白い~。