『ONI ~ 神々山のおなり』

 

Netflix作品(配信はこちら)。

 

日本の民話を題材としていて

有名どころの妖怪だけではなく

付喪神あたりも「神々」として登場する

心温まる作品でした~。

 

以下、感想です。

 

 

 

動かし方に慣れれば

背景美術や小物を楽しめる

良きアニメーションでした。

CG活用したストップモーションかのう。

 

ONIの正体、あれかな?と

視聴者が気づくあたりからの

急展開が見事ですね。二段仕掛けも良い。

 

助けになってくれる人間の友だちが

その街では「外人」扱いされている

黒人の少年、という見せ方も好き。

アメリカだったらデモになるよね、そう。

 

出てくる妖怪の名称の適用とか

「ONIの街」で見られる日本語とか

わりと正確なので調べたら

日本の作家さんであった。

 

しかしまあ隠し切れない

『もののけ姫』テイストは

もうちょいひねってほしいところかな~。

娘か否か問われた時に、即答できないのは酷いし。

 

カッパくんがものすごく良いキャラだったので

(アニメ版『ガンバの冒険』のボーボ思い出した!)

助演男優賞をあげたいのだぜ~。