『火ノ丸相撲』

 

川田の作品、全28巻。

 

『鬼滅の刃』と同時期のジャンプ作品は

ほぼ連載時に目を通しておりますが

これは好きな作品でした~。

 

以下、感想です。

 

 

 

体格の小さい主人公が横綱を目指す!

という目指す場所のわかりやすさと

テンポよいお話の進め方、相撲の迫力と

週間誌で追いかけるにはとても楽しい作品でした。

 

昔であれば超高校級と言われていたような逸材に

刀由来の二つ名がつくというのも

おいしい設定でしたね~。

刀名を名乗る高校生、かっこよすぎる。

 

とはいえ、高校時代のエピソードにて

主人公はちょっと危ういなと感じていた部分が

完全に難題と化し、解決していく大相撲編のほうが

なんやかんやで好みだったりします。

 

まあラスボスの横綱・刀皇の存在感が

ものすごくでかかった、という

影響もありますけれど。多面的な魅力があったな~。

 

長いエピローグと説明されていることもあって

「成人」後の人間同士が関わっていく場面が多く

相撲の面では物足りなさがあるかもしれないですがね。

 

☆☆☆

 

十代の頃は色恋沙汰と無縁だったのに

いつのまにかくっついて結婚して子どもがいることが多い

ジャンプ作品の中では「人生のパートナー」という認識での

恋愛が扱われているということもあり

アンケートをばしばし入れていた覚えがあります!

 

レイナさんが文字通りに体を張ってるの

すごく応援してたな~!!ときめいたぜ。

あそこまでしないとダメという

鬼丸もひどいけど、高校時にわかってたことだし←

公開プロポーズまでぶっ飛ばしたので許そう(どういうポジション?)

 

冴さんがロリコンでないのはわかってるけど

堀ちゃんは相撲取りへの二度目の恋も

捨てる気配が漂っているので

男のほうに、直球でがんばってほしいな~。