劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』

 

さてさて昨年大旋風を巻き起こしていたこの作品

年末年始の映画鑑賞時間でやっと観ることができました!

 

脚本が相棒の方だということは聞いておりましたので

多分公安の話なら合った雰囲気で進むんだろうねーと思っておりましたが

うん、めっちゃ相棒だった。突然の謎のメロドラマ含めて。

脱線しますと、今年の正月相棒は良い感じのシナリオでしたね。

 

安室くん、かっこよかったとは思うんですけれど

私は世間で言う「女性人気」的なフックにちーともかからない個体なので

はまる人ははまるんだろうけど……という感想に終わる。

あと赤い人とセットなのすごく嫌(爆)

ベイダーからの系譜で辿っても「あの男」はろくなことしないな!!というアンチにつき。

 

今年の映画はキッドらしいですけれど、多分ひとりでは行かないかなー。

ルパコナのキッドなら喜んで行きますが。

 

全体的には佳作といったところです。

それでもコナン映画の中では評価高いほうなのよ。

こだまさん時代が未だに忘れられないので

帰ってきてほしいなー!シティーハンター楽しみすぎるなー!!

 

以下、ネタバレを含みます。

 

 

 

 

☆シナリオ

最初に書いたとおり『相棒』かな???という雰囲気満載。

あのタワーなんかぶつかりそう、にはぶつかるし

多分この人生きてるよな、は生きてるし

あんまり驚く要素はなかったです。

 

蘭お姉ちゃんのためにがんばるコナンくんが

今回はよかったね〜。ラブコメ雰囲気薄めでも

結構満足でした。

 

蘭ちゃんの危険ノルマについては今回はOK。

アクションも最後無茶しておりましたが

一応安室くんという大人が隣にいるので

まあOKかな。から紅のハードっぷりは酷かった。

君たちは!高校生なんだから!!

 

 

☆ゲストキャラ

俳優さん使うこと自体には反対ではないけれど

(元々昔のアニメ育ちなので、市原さんとか大好き……演技は永遠に!)

全体のパワーバランスや使い方を考えてほしい派につき

今回は物足りなかったです。夏目もそうだったな。

 

上戸さんがなんやかんやで経験者になるので

想い人の演技が釣り合いが……取れてなくて……

突然のメロドラマ、もうちょっと盛り上がりそうだったのに

あれは気の毒だったな〜。何やってるんだろ、この人たち、という目に。

脱線すると、上戸さんのアニメ演技は

キツネの森川さんが完全にサポートしてくれたウサギが好きです。

 

以下、今回の映画の感想というよりは

コナンシリーズ全体に関する要望というか

今となっては叶わぬ夢をつづります。

過去形の好きが戻ることはないのよね、大事だけれど。

でも私は絶対に私の味方なので、言いたくなった時は言うのよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

コナン本編については未だにベルモット正体編から

一気にクライマックスに向かわなかったことを

ぐじぐじ言っていて、多分完結後も言っていると思われます(爆)

 

長期連載の物語の難しいところではありますが

読者が変化していくのは周知されているとはいえ

作者が変化していくのが軽視されがちなのではと感じており

最初に届けたかった物語はさっさと完結させて

外伝を大量に作る方向になってくれればいいのに、と思っています。

 

青山さんも今はもう、高校生メンバーの物語よりも

社会人メンバーに関心が移ってしまっているのだろうなと

本編を読んでいて哀しくなりますし。

たまにやる『まじっく快斗』はちゃんと

快斗くん・青子ちゃんたちが大事にされていて嬉しいけれど。

 

ジョディ先生を弱体化させたことについては

結構祟ります案件につき……全ての元凶はあの赤い男だが(爆)

ジョディ・スターリングの名を持つキャラクターに

あの展開を許してはならない!と思うのですけど!!全く!!!

ああなっちゃう前のジョディ先生大好きだったので

私の中ではあのままでずっといるんだなあ。ルパコナは何回も観ちゃう♪