CLAMPの作品、全16巻予定。
キャンペーン期間活用して
最終話まで読みました~。
一応特別編もあるそうなんですが
あの大量のぶん投げられた伏線が
全部回収されそうにないので書いてしまう。
(雪兎さんの対価、忘れられてるほうが安心できそう…)
『ツバサ』が発表された後、昔ほどには
思い入れを持てなくなってしまった
「私」向けじゃなかったな~。
ということであまり褒めてないです。
以下、感想です。
クロウよりも強大な魔法使いとなったことですべてが解決したはずが
意味深なプロローグ(単行本だと毎回登場する恒例のあれ)や
キーワードにて、物語を開始「させる」というわりに
秋穂ちゃんと海渡の問題を解決しただけだったので
続編???というところで感想が終了しても良いレベル。
正直なところ、あの解決法でいけるなら
カード待ち・時間干渉を延々しなくてもよかったという……
海渡に思い入れを最後まで持てなかったので
あ、そっかーという感想にしかならない。
長々と続くお弁当やお菓子パートとか
みんながみんな「肝心の人」に情報共有せずに
眉間にしわ寄せてるパートを
もっと飛ばせば巻数減ったろうに。
(さくらカード編だって5巻だぞ!!)
あと『ツバサ』につなげるお話を
公式にしたいんだな~という空気感は
ひしひしと感じたし、そうなったので
私の中ではパラレルワールド扱いにしておきます。
昔はマンガとアニメで違うお話が
ちゃんと進行していたのに
その台詞はアニメ由来では???という
キーワードがかなり多かったので
苺鈴ちゃんが存在しないことへの違和感がすごいよ~。
スマフォとかのデバイスを
駆使していることは嫌ではないのだけれど
台詞回しとかに「○○はそんなこと言わない!」と
修正かけたくなる場面が頻出なのもネックでした。
(カードのみんなはカードがひらひらしてるのがよかったのに!!)
(なんで小狼くんのところだと実体化してるんだよ!!??)
(主の反応におたおたしてるのはポケモンっぽくてかわいいv v)
(しかしジャンプはもっとこう怪獣っぽい子だったはずでは……)
☆☆☆
さすがに気に入ったところの
話もしておこうかな、ということで。
ミラーさんの出番が多くて
満足であった……
桃矢兄ちゃんともっと
会えると良いのだけれど~。
原作では一切からみのなかった
ケロちゃん&スッピーがなかよしさんなの
アニメ由来だとしてもかわいかったです。
あと緊張感がある関係性だった
雪兎さんと奈久留ちゃんの
距離がやわらかくなってるのもよい~。
同居しても変なことにならない
性別なしの守護者組……
雪さく・月さく好きとしては序盤から
互いを大事にしている描写がたくさんあったので
嬉しかったです!!
小狼くんに感情抑制してることを
咎めるおいしい役どころもあったね~。
個人的に二次創作を掘り下げるなら
こっちなんだよな……