そうだ、続き物だったんだ〜、と
前巻のお話を読み返しまして
祖母・母の話でまた落ち込むの巻。
以下、感想です。
共通点がないことが共通している、
犯行のなすりつけという点で
ポワロのABC殺人事件に近いかもしれないですね。
振り切った「人でなし」の描き方が
相変わらず見事な作家さんなので
ひやっとします~、しかし同じ人間である。
なすりつけられた人が「自分」を
取り戻せそうなのが救いです。
ちゃんと償ってほしいよ……
最後の着信音は「ちゃんと」何かが
発見されたということを期待したいですが
謎のカウンセラーが関わっている可能性もあるのか??
大枠の物語がどう転んでいくか楽しみです。