『ミステリと言う勿れ』第13巻

 

そうだ、続き物だったんだ〜、と

前巻のお話を読み返しまして

祖母・母の話でまた落ち込むの巻。

 

以下、感想です。

 

 

 

共通点がないことが共通している、

犯行のなすりつけという点で

ポワロのABC殺人事件に近いかもしれないですね。

 

振り切った「人でなし」の描き方が

相変わらず見事な作家さんなので

ひやっとします~、しかし同じ人間である。

 

なすりつけられた人が「自分」を

取り戻せそうなのが救いです。

ちゃんと償ってほしいよ……

 

最後の着信音は「ちゃんと」何かが

発見されたということを期待したいですが

謎のカウンセラーが関わっている可能性もあるのか??

 

大枠の物語がどう転んでいくか楽しみです。