これにて完結!極道設定でなければな~という
心残りもありますが、良き作品でした!!
(昭和作品のヤクザものはちゃんとヤクザだし)
もっと読みたかったな~ぐらいで
終わるのが良いとの作者さん意見に賛成ですし
『ロマンティック・キラー』と違って
特定キャラの伏線が残されたまま、というのもなさそうですね。
以下、感想です。
勇飛くんとお母さんの「友だち」から始める件について
否定的な意見もわかるのですが
(長らく「お母さん」できなかった親が甘えている的な)
フィクションの中での歩み寄りとしては
アリだな~と思っております。
現実の「友だち」親子が
危なっかしい人々ぞろいなので
警戒してしまう、というのは
私も実感としてありますけどね~。
踏み出す勇気を持たなかった女性が
どんどん自分で設定した限界を超えていく姿は
心地よいものです。そして「お母さん」に復帰するのだ!!
ちびっこデートがいやし~、
大人組も進展しそう~というところで
爆弾が降ってきたのでした。
勇飛くん母子の、接触があまりにも少なく
どう関わればいいのかわからない関係に対し
蒼井さん父子の、過剰接触による
憎しみの連鎖をこう解決するのか~。
迷惑な親族は全員他界したということもあり
父親を見送って、過去をきちんと清算できた
ということで良いのでしょうね?
(「抜ける」の大変なのがマジモンの危ない界隈だが)
最終回の後の皆さんが
健やかで幸福でありますように!
そして勇飛くんたちの関係も進展するかな!?
(少年少女の幼少期の関係性で「家族」固まるのは
不気味とも言えますが、フィクションなので!)