『カードキャプターさくら』

 

CLAMPの作品、全12巻。

一度完結しているほうの記事となります。

 

これはCCさくらに限りませんが

『ツバサ』でのキャラクターの扱いに

かなり腹を立てていたので、クリアカード編は

ほぼノータッチですかね(アニメ歌は聴いた!)

機会があれば眺めるけど、Zガンダムと同じ扱いです。

 

以下、感想です。

 

 

 

封印が解かれてしまった魔法のカードを

捕獲し、やがて守護する女の子が主人公である

なんやかんやで王道魔女っ子ものですね~。

(魔法少女はちとニュアンスが違うかな……)

 

知世ちゃんがバトルコスチュームを用意してくれるのを抜きにしても

さくらちゃんがめちゃくちゃ衣装持ち(靴持ち!)なので

少女マンガでもちょっとレアな感じはあります。

 

さくらちゃんの性格は初期派というか

捕獲していたクロウカード編の元気娘がお気に入りです。

(小狼くんとばちばちしあってた頃)

さくらカード編は守護者の面が強くなっていく関係で

性格変化してますからね~。

 

同年代ヘテロではない「恋愛」への

まなざしが優しい作品で

色々な関係性の宝庫ではあるんですが

寺田先生は連載当時でもだめだと思う!!

(そこそこの親戚設定かつ、絶対に触れない補正かけてるけど!!!)

 

もこなあぱぱは、十代初めに絵柄を固める過程で

かなり影響受けた三方の一人で(他は立川恵、高橋留美子)

カラーイラストにはおもかげ残ってるのかな?

 

この作品のトーン使いはすごく好きですが

なかなか模倣できないのだ……

白いけど、白くないのである。

 

さくらカード編以降はほぼ全話

「なかよし」で読んでいたので

色々修正された単行本を眺めても

連載版のコマが浮かぶのがすごい。

 

そういえば私のポケモン認識は

ウルトラ怪獣と基本的に同じなのですが

クロウカード属性も入ってるかもしれん。

 

☆☆☆

 

オタクに踏み出したきっかけの作品という

認識だったのですが、今となっては

自分がオタクだったのかもよくわからん状態なので

どうだろう……断捨離かなりしてますし。

特別なことに変わりはないけど。

 

他のCLAMP作品と比べた場合

エログロというよりかは「性愛」要素が

かなりそぎ落とされており

まあ後年作品から推測するに

無理して作ってたんですね!!感がすごいんだな。

 

無性の愛情を与える大人VS大人に恋する子どもの

関係性がものすごく好きなのですが

雪兎さんの登場がトドメだったように思えます。

くっつくパターンも見てみたかったな~。

 

月さんのさくらちゃんへの執着はまた別パターンなので

成立したら三角関係になってたんでは……と

思っておりますが。ケロちゃんは完全に保護者だもんね。