坂田靖子の作品、全1巻。
「ミステリマガジン」に掲載された
謎解き題材のなんでもあり短編集。
パロディ多めなので、詳しい人は楽しく読めそう。
以下、感想です。
有名どころのホームズやヒッチコックや
はたまた古典の聖書やハムレットあたりは
わかりやすいのですが
いや~、ミステリーはどこでもお話が
作れるジャンルですね!!と感嘆してしまいます。
そのわりには女子どもがひでーめに遭う
話ばっかりなんだが???と
大御所にすら感じてしまう「ミステリ」への不満を
軽やかに解消してくれるのもお見事です。
突然のホラー話がとても怖いんですが……
さらっと人肉食とか出せちゃう
作家さんなので、じわじわくるのです。