『闇夜の本』

 

坂田靖子の作品、文庫版全3巻。

 

ふしぎな世界と交差した

古今東西・人間たちのオムニバスである。

 

以下、感想です。

 

 

 

この時期の坂田作品の

効果描きこみ(点描やかけあみですね)は

波津さん参加してるんでしたっけ?

先生の指示のたまものとはいえ、美しい~!!

 

トキとバンダの話はどれも好き~。

坂田さんの和ものはわりと

珍しいのですが、立派な枝ぶりとか

そういう絵が楽しめてよいのです。

 

SFとファンタジーは近しいものなのだな

(怪談と御伽噺のようなものでもある)と

金沢組の作品でしみじみ思うのでした。