『ぼくと仁義なきおじさん』第3巻

 

主人公の家庭環境が開示されるという

山場巻。まわりの人たちが

助けてくれるのが救いではある。

 

以下、感想です。

 

 

 

掲載媒体で追いかけているため

すでに解決の方向に向かっていると知っており

落ち着いて読んでいられるものの

勇飛くんの本音が悲しい……

 

世間体を大変気にする封建的な祖父、それに従う祖母、

抑圧の被害者ではあるが「子どもなんていらない」と言ってしまった母、

この中で素直に成長したのはすごいことなのだが

周りに気遣いすぎてしまう少年に幸あれ!!

 

ちなみに私は「親の無償の愛」は基本的に信じておらず

「無償の愛」を持っている赤子・子どもに接することで

親の愛情が育っていくんだな~ぐらいの認識である。

 

家畜として長い間生きてきた生き物たちも

人間に対して「無償の愛」を持っているので、同じ感覚。

愛情は与えないと飢える一方なんだよな~。

 

お金欲しさに未成年に手を「出せる」クソ野郎と

関係を結んでしまった女の子キャラは今後も

舵取り難しそうである。現代でツンデレはのう……