紫堂恭子の作品、上下巻。
『辺境警備』の舞台こと西(ルーマ)カールと
反対側に位置する、とある村の物語。
角川が出していたファンタジー雑誌の
別冊版で一気読みしたので
大判の絵の印象が強いな~。
以下、感想です。
おじょうさま育ちの少女・マリーアンが
(キャラは全然違うが、髪型はキャンディがモデル?)
動物の姿をした住人のいる村に
両親との「別離」をきっかけにやってくるお話です。
彼女の目に映る住人の姿は基本的に動物で
なぜか「人間」に見える人もいる、という点の
謎解きは鮮やかでした~。
そして人間の姿が判明しても違和感がない……
某・銀の髪の神官さんはヤギでも麗しいv v
「冥王」に鹿の姿になる呪いをかけられた
お姉さんの名前は最後まで判明しないままですが
きっと秘密なんだろうな、うふふ。
どこにでも登場する背高さんですが
サイアムたちと違って、主人公サイドと
再び会うことはないのだろうな……