百世渡の最新作。
フィクションヤクザさん
本当に増えたな……と思いつつも
作者さんに信頼があるため
読めるのであった。
以下、感想です。
かなりしっかりした小学生の男の子を軸に
かわいいもの大好きなヤクザさん、
恋愛対象が男性で女装好きな保護者、
意見を主張したら孤立した中学生の女の子、というように
交流関係が増えていくほのぼのコメディです。
「偏見」に対し意見をしっかり持てる・言える
個人がぞろぞろ出てくるのは
相変わらずなので快適である。
主人公の言語化スキルがとびぬけており
(お前さん『はみだしっ子』出身かい?)
これは祖父母のお話が来た時が怖いぜ~と
構えてしまうのでありますが……
作者さんの話すコンプライアンスに引っかかる
おねしょたについては察しがついたので
今のお姉ちゃんと少年でがんばってほしいものです!