『花に嵐!~霊感舞妓・鈴花事件帖~』

 

竹内未来の作品、全1巻。

 

花街を舞台としてはおりますが

作者さんお得意の幽霊ものである。

 

サンデー掲載の舞妓さんなんかも

読む分には楽しいんですけど

実情からは乖離してるよなあ……

 

以下、感想です。

 

 

主人公が本当に舞妓さんか??という

パワフルガールなので大変良い。

お着物なので大立ち回りがないけれど

暴力行為とか本来はできそうな子である。

 

私としては大変好ましいのですが

でこぼこバディものにすると恋愛感が全く出ないのは

未来さんの業であろうか……

 

舞とか着物とか小道具とかは

きれいだな~と思うんですけれど

「文化」として残すのであれば

「人間」を最優先にしなければ、ですね。