『賢者は眠る -新城未明の宝石事件簿-』

 

竹内未来の作品、全2巻。

 

おそらく好評のままシリーズ化し

とくに最終章を立ち上げることもなく

完結した作品……でしょうか?

 

錬金術師 × 宝石 × 幽霊退治という

はまる方には楽しい要素満載の作品。

 

以下、感想です。

 

 

 

題材となっているのは宝石ですが

作者さんの原石ともいえる

作品なんだろうな~。

 

賢者の石を「食べた」ことにより

不思議なパワーに目覚めた主人公と

賢者の石で変身可能な錬金術師(二面性アリ)のバディもの、

たまにホムンクルスが出るよ!という具合です。

 

しかし幽霊というか、正確には

「人間」の執着や情念を描くのが

本当に上手い作家さんですよ~。

 

恋愛色はさほどないのが

長期化ならずということなんでしょうか……