水都百景録

 

箱庭ゲームは時間泥棒につき

なるべく手を出さないようにしているのですが

(永遠に続きそうなムーミンもやめてしまった)

猛暑の部屋の中で、何もできない頃に

中国のアプリゲームにはまりました。

 

大昔に親の持ってる中国史本を

ざっと読んだだけという状態なので

有名な歴史人・作家人ぐらいしかわからんなあ。

(絵や書は未知の領域である)

 

あと中国文学の派生作品は

間違いなく読んでいるのだけど

(日本作品の大元いっぱいあるからね!)

原典いまいち読んでないなあ、と反省。

 

白蛇伝のヒロインさんが

あっさりガチャで出たので

ハッピーです!!

 

 

 

小学館の新作・児童文学全集の新訳が

なぜか物議をかもしていたので

サイトをのぞいてしまいました。

(サイトはこちら

 

問題となったのは『若草物語』みたいなのですが

サイト内見本の台詞は明らかにジョーだし

「じゃん」自体が関東訛りであるから引っかかる、のほうが

自分は大きいかなあ……東京の子みてえ、となるので。

 

作品の選び方にもわりと選者の趣味が出ている

(正直ロシアが多い、ドイツが足りない)ので

合わない人は仕方ないと思う。

 

そんな自分は合わない側に属するわけですが

何回見ても!ケストナーがいないので!!

お前は全集名乗るんじゃねえええ!!!となるし

ウェルズがタイムマシンほか二編になっている

その「ほか」のタイトルをよこせ

(宇宙戦争が消えてたら全集・以下同)となるので……

 

あと電子なら完訳して欲しいのですが抄訳なんだろうなあ、と

アンデルセンやシートンあたりを諦めているのです。

 

アーサー王の解説にて、本来のケルト伝承に

触れてくれるのか気になったり

全体のうちの三分の一しか載せないと

記載されている作品が含まれていたりと…

 

ぶっちゃけ子ども向けとしても

新訳問題より引っかかる案件多すぎる気がするので

採用リスト見ましたか?と思わざるを得ないのであった。

 

☆☆☆

 

そんなこんなで好きな作品は

色んな訳をチェックするなあと

子ども時代を思い出したのでした。

 

アニメ絵本や図書室所蔵の抄訳、

変化球では明治時代の訳などを読み比べるのが好きでしたが

作品のイメージを決定づける「初読」については

やはり親所有本の全集が強かったですね。

「カラー名作 少年少女世界の文学」シリーズです。

(小学館が一部作品のみ、電子化してくれているよう。リンクはこちら

 

イギリス編では、6巻が最強布陣であった。

・ピーター・パン

・ひとのいいりゅう

・宇宙戦争

・ジャングル・ブック

 

ドイツ編では、19巻が最強の布陣でした。

・みつばちマーヤの冒険

・おさないころ

・海のかなたより

・むく犬

・飛ぶ教室

……やっぱりケストナーのいない全集なんて全集じゃないやい!

 

☆☆☆

 

ひかわきょうこ原画展で予約した

ミリアムとダグラスと馬!!の複製原画が届いたので

誕生月の勝利は確約されたのだぜ!!

 

ひかわさんの絵、懸賞当選の手ぬぐいも含め

3枚ほど部屋に飾っておりますなあ……

これ以上はさすがに壁がないから難しいかな。

 

欲しい!と思った絵は大体入手できているのですが

山岸凉子は複製原画ですら、個室がないと

飾れない引力に満ちていてあきらめたのであった。

 

☆☆☆

 

打ち切り?に泣いた『ロマンティック・キラー』が

アニメ化するぞ~!ただしネトフリ独占だ!!

ということで加入するか迷うところでありますが

他アニメ見る時間は正直ないんだよなあ……

 

紙での続刊も出てくれるということで

さっそく予約してまいりましたv v

みんなで杏子ちゃんの恋愛フラグ回避道を

応援するのだ!!!

 

☆☆☆

 

とらのあなを月2配送設定にしているため

紙の本では届くのを来月にしてしまった

こなつ『白と黒』を電子版でも購入&読了。

(電子版へのリンクはこちら

 

プロでもアマチュアでも、狭いコミュニティの

人間関係って難しいですね……

こなつさんのまとめてくださった本が

多くの方の助けになると良いのですが。

 

本の中で取り上げられている本題とは全く関係ないのですが

三つ子の前から絵物語を描き続けている人生とはいえ

自分は基本的にぼんやりと生きているので

ここまでマンガに対してストイックな方を前にすると

一瞬だけ申し訳ない気持ちになってしまう。

(わりとすぐ消えるのであるが・爆)

 

絵もマンガも技術書や指導論を活用して

体系立てて勉強したことは一度もない、と断言できちゃうので。

絵柄は好きな作家(好きではない作家も含め)の全ブレンドだしなあ……

 

あと自分の描いた絵物語で製本をするのは

子どもの頃から好きだったけど

それを増産して他の人に読んでもらいたいか?となると別の話で。

イベントに情熱を燃やす方々の気持ちは

よそのお話なんだなあ、としみじみしてしまいました。

 

まあ10冊ぐらいだろうと踏んで計画してみた作品すら

描き続けるのが苦痛で投げてしまった程度には不向きだったので

作る側としてイベントに出ることは生涯ないでしょうね。

 

今は絵が達者で量をこなせるアマチュア作家さんたくさんいるので

デッサン行方不明で、どの地層から発掘されたか特定し難い化石絵柄で

新作がいつ出るのかわからん状態個体も

無人島から瓶流すくらいのささやかな暮らしができるもんだよなあ、と

逆に快適度は上がってる気がするですが、どうだろう?

交流求めてないから、ともいえるのでしょうが。

 

☆☆☆

 

同僚さんたちの感染は続いておりますが

私自身はぼっち生活極めきっているのと

お店に寄らねばならない時はN95マスク使用しているので

夏場は体温が変温するぐらいの影響しかないかなあ。

 

犬-人間でウイルス移動する新型天然痘のほうを警戒しておりますが

まあ我が国は防げないから、いずれは上陸しますよね。

 

海外情報見ていても、2020年前の生活に戻りたいという行動意識は

所属国の医療体制に悪影響しか与えないと言わざるを得ないわけですが

権力者しかすぐさま治療を受けられないという格差社会を

「みんな」望むんだなあ、と無感情に眺めてます。

 

後遺症などなどが社会問題化してくるのは

いずれ間違いないので、自分は極力

感染したくないなあ、とさらにぼっち道を

極める予定なのです。

 

でも保護犬を迎える!と2019年のうちに

行動しておいてよかったなあ、とは思うね。

逝く前に自分にできることはどんどんやっておきましょう。