猛暑続いたため
体力が死んでおります。
もう休みの日はシエスタ制にして
予定を入れないのだ……
ワンピースの続きが解放されたので読むわけですが
さすがに最後の週は読み進められませんでした!!
二年後からのお話はわりとジャンプ買っていて
読んでいて合わないなあ……と思ったのも大きいのだが。
(つまり魚人島編からかな???)
東に向かっても西に向かってもでっかい人外!
かわいい人外!!鬼強い人外!!!がじゃんじゃら出てくる
グランドラインは楽しかったです。
ワンピース完結後も作品作るなら
人外特化型の短編集あたりが読みたいものだ。
メリー号の話に泣いたぜ……
世界各地の有名な冒険譚の要素は
かなり網羅されているなあ、とわかる年になったので
世界中でヒットしてるのもこれは納得ですわあ。
ゴルゴン三姉妹にべっぴんが一人いるのとかも上手いね!
キャンペーン楽しませていただいたので
ナミさんのエピソード部分だけでも買っておこうかと
思うものです。ルフィが帽子預けるのあそこだけだっけ?
☆☆☆
よしながふみ特集本が出るのですがまだ買えてない。
好きな作品電子で読み直そうかな?と
そわそわしてしまいますね(ネーム再生可能なんだが)。
『西洋骨董洋菓子店』の初回は印象的な幕開けですが
恋情を伝えることの「加害性」をはっきり示してくれた
初めての作品だったと思います。
好意には好意を返さないといけないのか?は
古の少女マンガでも見たことがあるのですけど。
大抵の恋情は性欲を含むのが前提で
《好きだと伝えたいだけ》は通らないのだ、と
小野さんの場面を読むたびに
小学時代の黒歴史が蘇るのでした(汗)
ちなみに世の中に蔓延している同性愛嫌悪には
まだピンときてない頃なので(同時期に読んでいた
『エロイカより愛をこめて』内で、少佐は
偏見ある人物と周りに評価されていたし)
これは男女でも同じなんだろうなあという
漠然とした読みをしていました、多分正しくはない。
正しくはない読みをしていた関係で
橘さんが最終エピソードで開示してくれた独白が身に染みたし
ずっと気持ち悪かったけどあんな風に思いたくはなかったんだ、と
救われた気になったものです。
『かげきしょうじょ!!』の愛ちゃんもそうだけど
そこに良心はなく暴力なので受け入れる必要は全くない行為と同じものが
好意と合意によりもたらされるものと一緒なので
気持ち悪いと思う側も大変だ、という想像力がない人間が
たくさん発生してしまうのですよ。みんな苦労してる。
いつかわかるだろう、はある種の呪いなので聞く必要はないけれど
自分の気づきを得た結果
相手の好意を受け取れる日が来ることも確かなので。
愛ちゃんがキモオタさんに
本心からの笑顔で接することができる日も
いずれ来るんだろうなあ、近くで会う日は二度と来なくとも。
☆☆☆
冨樫展の年表見てて身に染みましたけど
ゴンは同年代主人公として連載開始していて
素敵な足のショタという邪な読みをしていた面も一部あり。
(関係性はクラピカ+ゴン推しであるが)
ゴンがパームさんとデートする頃には
パームが同年代になっていて、お前はすでに
「搾取側」だという気づきを得たのは確かであるよ。
ゴンの物語はすでに完結しているので
今連載しているのは本編ではなく外伝派というスタンスにて
続きを待っておりますが、クラピカがゴンと話をする日が
来たらいいのになあ……とは思っているのです。
HUNTERはお前は搾取側だと突きつけられる関係で
年々めくって読むのがしんどくなるので処分してしまいましたが
(私が好きなゴンのコマは、いつもヒソカやパームが欲情してるよ!!)
好きなショタはせいぜい二十代半ばまでに触れた作品までにしておきたいよなあ。
……小黑は小白ちゃんに助けられたが。
ところで入場者特典のゴンVSヒソカ戦チケットやべえですね!
推しの顔入りチケットとか永久保存もの……
あちらの世界でも現実世界でも高額転売されてそう。
☆☆☆
『チェンソーマン』第一部も読んではいるので
第二部も読ませてはいただいています。
買うまでに至るフックはないんだが。
100日後に死ぬコケピーのいた教室+αから
オープニング始まるのはびっくりしました。
コケピーに救済はないんだろうか……
主人公さん、学校嫌いな女の子から見た「きらきら青春」景色の
うさんくささ解像度たけーな、と眺めてたら
お前もそちら側か、裏切り者め〜!となるのは残念でしたが。
コケピー明らかにいじめられてるのに、泣いたりするのが「クラス全員」で、
コケピー死んでからのいじめに、鶏肉使うのが「クラス全員」なんですよね。
新キャラではユウコちゃん好きだけど
明らかに苦労人設定なので、いつか死体になりそう。
☆☆☆
カルトの話でにぎやかな世間でありますが
宗教関係をまじめに扱う作家さんたちに
囲まれた幼少期でよかったなあ……としみじみ思う。
マンガ作品を順番に選んでいくなら
一番手『はみだしっ子』、両翼に『イティハーサ』『グラン・ローヴァ物語』という
この三作は絶対揺らがないラインナップとなりますが
(トラウマ重視の変化球なら『デビルマン』とか『火の鳥』が来るけど)
人はどう生きていくのか、そこに神はいるのか、なる問いがありますし。
グレアムはユーリと違って神父にはなれないし
クークーが駆け出す先にいるのは牧師ではなくサーニンで
鷹野は《ただ一つの救済》を与える天音さまを切り捨てるし
那智に一時の安らぎを与えるのは殺戮を認める鬼幽さまで
善人でも悪人でも生きることだけは平等に許されている、というお話……
児童文学で考えるとしても
その土地に生きてきた生き物・先住民への敬意、
空想科学小説のときめき、孤独を愛する心、
信仰を守っていくために問い続ける意識、
故にカルト団体は絶対に許してはならないという覚悟、というお話……
イーザウ作品に出会えた天運に感謝するのです。
「新作」でああいうキャラクターたちを出してくれることが
どれほど得難いことなのか、身に染みておりますので。
☆☆☆
日本における共産主義自体より(海外の酷い例は知識としてあるけど)
反共・勝共のほうが嫌いなのかもしれん、と調べていて思い至りました。
日本で共産主義がてっぺん取ることはなかろう、
というぼんやりとした確信もありますし。
どんな思想にも属する側には利点があるが
先鋭化すれば他害・自害は免れないので
常に問いを立て思考し続けなければならないものなんだよなあ。
《ぼんやり何も考えずに日々を過ごしたい》すら
他者の困難や苦しみを無視し続けるのであれば、立派な他害行動となるので。
☆☆☆
ただ一つの宗教の熱心な信者ではないのだが
妖怪の存在もあの世の概念も信じてるし
(死者関連儀式は基本的に生きている人のためのものだが)
出かけた先の神社仏閣は時間ある限りは
お参りしたい程度には信心深いのかもしれない?
お願いごとは実家近くか有名どころでしかしないとはいえ
旅先で見つけた土地神・稲荷・地蔵への挨拶は義務だと認識してますし。
☆☆☆
カルトに勧誘されたことはないのですが
キリスト新興宗教に勧誘されたことはあるなあ。
たまたま荷物の受け取り待ってたタイミングで
当時の部屋は小さな窓があり、そちらで会話した。
仏教徒だからいらない、というニュアンスで返したら
《親に押し付けられた宗教で生きていくんですね》と言われて
正直その場で吹きそうになったのだが(いや笑うだろう)
初対面の人にそういうこと言うのやめたほうがいいですよ、と
めっちゃ笑顔で返して窓ばん!と閉めたのだった。
わざわざその単語を選ぶということは
親にこだわりがあるんだろうと勝手に分析しちゃうけど
あちらの望む人間に「矯正」しようとしてると感じたら
お前なんか大嫌いだとすぐに拒絶するのは
義務教育になじめなかった側だからでしょうね。
とはいえ他者を洗脳・矯正することに
特化した団体と関係を持たずに済む理由としては
当人の才覚よりかは、そもそもどういう性質の個体かが重要で
何よりも運の部分が大きく。
選べない存在の最たるものである
「親」がカルトだった場合に
どういう手段が有効なのか、を見失いたくはないですね。
一番カルトと距離が近かったのは大学時代と思われますが
サークルすら倫理観無法地帯なのを見て入らなかったくらい
(なんせ体育・医学・美術というハラスメント三強分野が揃う大学だった!)
他人と関わる機会を極力減らしていたからであって
私自身が優れているからではないんだよなあ。
自分ですら勝手にアルコール入りにされたり
変な味のドリンクを渡されたことがある。
違和感あったらすぐに交換だぜ!
☆☆☆
たったひとりの「テロ行為」により
全体主義に陥っていくのは、とても人間的な営みですよね。
わりと社会生活を始めた一桁年齢から
社会規範に従うことや模範解答を示すことに
ストレスしかなかった個体なので
相手が同好の士であろうと長期間群れることは好きじゃないし
擬態は擬態として割り切っていきましょう。
お互いメリットがあるから長年手を組んできたし
「思ったより」仲良しこよしなんですねとバレても
外人勢力に支配されてきたんです・手を切りたい的な流れ「すら」
全然見かけないわけだから(これはこれで差別的思考となるが)
病原駆除では対抗できないし、本体から駆除していくしかなかろう。
我が国の保守はとっくに滅んでたんだな、知ってたけど。
どちらが売国奴で、天皇に罰当たりなのかしらん、という心境となる。
一応分類されていくと、リベラル寄り判定になる個体なんですけどね。
☆☆☆
悪魔崇拝だろうと魔女信仰だろうと
他人の財産を根こそぎ奪ったり・優しい脅しで支配したり・家族増員を強要したりといった
他者への「加害行動」を撒き散らさないなら自由でしょう、という程度には
一般倫理を持ち合わせていないので(私は魔女信仰に属しております!)
教義の内容はわりかしどうでもいいというか重要事項ではない。
たいていの場合、先行宗教が女性・子ども・異人を迫害しているため
新興宗教はそれらに寛容である(現代から見ればむろん足りてない)あたりは
宗教の歴史では基本中の基本だったりしますし。
「オタク活動」でも同じことだけど
信仰対象と私の二者の関係性が基盤であって
そこから始まる他者との関係性はあくまでも「副産物」でしかなく。
副産物こそ価値があるといった昨今(に限らんのかな)風潮は
強めの単語だと「嫌悪」対象になるのですよね。
他人に関わらないと成せない信仰は論外だな。
「副産物」には副産物の良さがあり
私はそれで得たものを静かに大事にしていきたいので
無人島から瓶流すのはやめませんけれど。