劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

 

ピッコロさんが主人公と聞きまして

(実際は悟飯とのW主人公)行ってきたのですが

映画館でドラゴンボール見るの、初めてなんですよね!?

 

東映動画育ちなので、最新の東映ロゴにも

びっくりした~(ペロがかわいくない……)。

 

原作のほうは幼少期からお世話になってるとはいえ

ピッコロさんが死んだところにて

私の中の本編を完結させている()ため

以降の話は読んでいる・知っているけど

よく覚えてない……状態です。

 

アニメも幼少期見てたけど、ノータッチに近い。

OPは摩訶不思議アドベンチャー推し。

 

あとこれ明記しておかないといけないので書きますが

このブログ記事はベジータ特大アンチが

文章を作成しているため、ほとんどの

ドラゴンボールファンには合わない内容となります。

 

以下、感想です。

 

 

 

ピッコロさん好きの

ピッコロさん好きによる

ピッコロさん好きのための映画だった……!!

 

ピッコロさんが敵基地に潜入、戦闘員への連絡、

仙豆の確保、神龍への願いによる自身の強化などなど

根回しを色々しているの、すごく楽しいですねv v

 

パンの(結果的には)狂言誘拐につきましても

被害者役のパンへのフォローがきちんとしているので

私はあまり気にならなかったです。

 

当人ができることを把握した上での「おれが守る」宣言は

彼女は大丈夫だと放置した、某ジェダイ騎士にも見せてやりたい(爆)

実際パドメさんは大丈夫だし、オビワンは好きなキャラなんだが(伏せた意味なし)

 

ちょっとギャグテイストになっている

ピッコロさんの当人には内緒の、悟飯強化計画については

近年の悟飯によっぽどいらだってたのかな……と思いますし。

画像引用されがちな孫くんも、性格を読み違えたとはいえ

そこまでひどくなかったと思うんだけど。

 

鳥山さんの一番推しキャラというのは

初めて知った気がします、まじで!?

わりと原作で不憫な扱いを受けていた覚えがありますが

一番推しであれなら、逆に安心だよ!!

(「寵愛」を受けた結果、魅力が死ぬキャラはいっぱいいたので)

 

一番最初が悟飯、一番最後がピッコロさんという

クレジット順にも大変満足いたしました。

一番最後はハリウッドでも

ピカチュウがもらえる枠なんだぜ!!

 

☆☆☆

 

3Dアニメの揺れる動きが苦手なので

どうかな~と思ったのですが、結局作る側の問題だった……

既存作品は、揺れ方が地球の法則に従ってないんだな()

 

レッドリボン軍……いたっけ?そんなの??ぐらいから

開始しているので、冒頭で組織の説明してくれて

大変ありがたかったです。

 

シナリオは初期ドラゴンボールの

ちょっとゆるい感じのギャグ交えながら

テンポはさくさくで進むので、原作者すごい……となるなど。

本格バトル話前の雰囲気がすごく好きだったんだよな~。

 

敵方男性の股間ショットという謎サービスシーンがあるので

ブルマの尻ショットがあまり気にならなかったのです。

両性あるだけでも緩和されるんだよなあ(どっちもいらんという意味で・笑)

 

ラストはなぜ怪獣バトルになるんだろう……と

首をかしげながらも、みんなが自分にできる最大限で

戦ったんだなあ……と感慨深くなるハッピーエンドでした。

2号は……ヘド博士と1号が、神龍に願うか否か次第だなあ。

 

☆☆☆

 

孫くんとベジータがメインに絡まないおかげで

キャラクター同士の関係性が好きな組ばかりになりまして

ちょっとした掛け合いを見るのもすごく楽しかったです。

 

パンとピッコロさん、クリリンと18号、

カリン様たちとピッコロさん、

幼稚園の先生とピッコロさんなどなど

(ピッコロさんばっかだな!)

良きものを見せていただきましたが

やはりW主人公の二人は別格なのでした。

 

自分でつらつら書くよりは

役者さんの解釈のほうが伝わりやすいので

次のインタビューからの引用となるのですが。

インタビュー:野沢雅子×古川登志夫

 

野沢:悟飯はもう、お父さんの悟空よりはピッコロさんですからね。

悟空は1人でもなんとかやっていけるだろうって(笑)。

ピッコロさんは1人でやっていけないということじゃなくて、

「ピッコロさんと一緒に」「ピッコロさんのためなら」という悟飯の想いですね。

 

古川:悟飯がピッコロを“ピッコロとして存在たらしめている”。

悟飯が子供のときから常にそうです。

実は悟飯がピッコロを慕っているというよりも、

ピッコロが悟飯を好きでしょうがないんですよね、放っておけないんです。

 

……役者さんたちと解釈が一致している作品って

本当に楽しいですよね!!

 

ピッコロさんは一人じゃだめということは全くないけど

悟飯がピッコロさんといたいから一緒にいるし、

ピッコロさんが今のピッコロさんになる過程で

色んなものを与えてくれた悟飯を愛してるんだよなあ……という。

 

(リンク先のさらにリンク先記事にて役者同士はブルマと孫くんが結婚すると

思ってた話があり、そうですよね……!!と赤べこになるなど)

(ベジータアンチの決定打はどう考えてもブルマを「取っちゃった」からだし)

(物語のヒロインが初期メンバーとくっつかなくても怒らないけど

あとから来た野郎とくっついた場合、わりと怒るタイプのファンである)

 

☆☆☆

 

原作の最終回にいたよね?ぐらいの印象しか

抱いていなかったパンちゃんですが。

(GTアニメのほうは、存在を完全に忘れてました)

 

ものすごくおいしいポジションについているので

すでにアラレちゃん走りをマスターしている

スーパーちびっ子の将来が楽しみだぜい!!という

感想にならざるを得ない。

 

あと保護者に恋する子ども VS 子どもに無性の愛を与える保護者、

という矛盾した萌えを抱えている個体のため

初恋の人はピッコロさんとか

理想の人はピッコロさんとか言い出す思春期を通過する

ぱっつん黒髪美少女の幻が見えた!!

 

正直成就しないほうが好みだし、成就させるからには

それなりの展開を要求するのですが

ピッコロさんならクリアできそうなんだよな……

(種族的に性愛者ではないのであるが)

アセクの少女ならさらに歓迎するけど

鳥山作品の女の子だと、ちと難しい気がするし。