『HONEY×BULLET』

 

竹内未来の作品、全4巻。

 

現代高校生の女の子×西部劇!!

 

未来さんの新電子書籍本

どうやら本編カラーが全部収録されているようで

これは……集めなおすしかないのですね!

 

なぜ人は同じ本ばかり買い続けるのか……

 

以下、感想です。

 

 

 

姫金こと「プリンセス・ゴールド」掲載作品で

一話から最終話まで雑誌で追いかけられた

大好きな作品です。

 

時空の渦に巻き込まれて、弟と一緒に

西部「入植」時代にタイムスリップしたモトコちゃん。

色々な人の助けを借りながら

弟を探し、やがて真実へとたどりつく……

 

母がアメリカ人のため青い瞳を持つ黒髪の

道場育ちで日本刀を使いこなすセーラー服の高校生

ちと泣きべそが身についているヒロイン……特盛やんけ!!

 

言語の壁は英語を話すことでクリアしております。

相手役ことヴィンセントの上に

よく落っこちるヒロインです。

 

もうちょっと尺が欲しかったとはいえ

(恋心を自覚してから、ヴィンセントの手が早ええ・爆)

きれいにまとめあげてくれてよかったです。

 

先住民の皆さまを「インディアン」表記にしていることに対し

注釈がきちんと書かれていたことと

精霊との交信場面が美しく描かれていたのも大満足。

 

「虹を渡る者」のフレーズから

「Over the Rainbow」を勝手に主題歌にしていた

作品なのですが、作者さんから題材にしていたと

明かされまして……アンケートに!書いておけばよかった!!

 

エルヴィスさんみたいなタイプは

自分も好みなほうですが

十年先に飛ばされた弟の総くんが

健やかに育つ未来も見たかったなあ……

 

作者さんツイッターによれば

無事日本に戻れた総くんはイベント満喫していたので

みんな幸せでありますよう!!