『ミステリと言う勿れ』

 

田村由美の作品、既刊10巻。

 

時々ネットで話題になっていて

主人公に同族っぽい香りがする……

と様子見してましたが、単行本が

二桁突入したので読みました。

 

以下、感想です。

 

 

 

あそこまでの推理力や洞察力は全くないのですが

整くんが声に出して独り言ぶつくさ言っとる

いつも楽しそうなぼっち個体なの

やはり同族か!!と恥ずかしくなりました。

 

作者さんの思想が偏ってそうで

はらはらしたりもするんですが

(父娘のお話については、願望も入ってるのかなあ)

整くんと「違う」意見を伝えることのできる

キャラクターがいると安心しますね!

 

なので別荘のエピソードが一番好きだったりしますが

密室殺人事件にならなくてよかった……

暗号謎解きは楽しいのですけれど

別荘含め、ひっでえ犯人ばかりですね。

まあ作者さんが作者さんなので……

(『7SEEDS』などは断片的に読んでおります。)

 

最新エピソードに子どもに加害する大人が

ぞろぞろ出てきて、紙の本買わなくてよかったと

心底思いました(燃やしたくなってしまうので!!)

青砥さん一家のエピソードは好きなのですけれど。

 

自分は、子どもに加害する個体は

作中で皆殺しにしようと決めている創作者なので

自作に出さざるを得ない場合は

時間かかっても絶対に殺してやる!!と

固く決意しているのであった()

 

『BASARA』もちゃんと読みたいなあ、と思いつつ

まだ読めていないのですよね。