去年の夏のうちに公開するはずが
だいぶ経ちましたね……
ソフト感想は次の記事にする予定なので
ほぼ下書き清書版です。
ソフト合わせにしようと思ってましたが
キリが良いほうで区切ります。
最後にエンディングCD・円盤CDの感想がありますよ。
(ドラマCDはまた次の記事にて)
以下、感想です。
★第七幕「花道と銀橋」
アニメは薫さんのスピンオフ映像化からわかるように
紅華メンバーに軸を寄せているのでしょうし
一話で歌舞伎サイドもここまでやってくれるなら満足かなあ。
できれば1.5話は欲しいボリュームだし。
アニメの愛ちゃんの描き方がいいなあ♪
演出一番練られてる気がしますね。
とはいえ後のティボルトへの余波は気になるが。
あの幼なじみ二人は「同志」だけど
執着と嫉妬が土台にあるのでちょっと淡白気味かも。
……本音!
暁也くんの家出とおじいちゃんとのやりとりは
アニメでも見たかったですよね!!
あのご夫婦にとって(おじいちゃんが見ていたのはおばあちゃんだが)
舞台の人々もかつては星だったんだ。
原作のガイドブックにて、作者さん認識では
「さらさは暁也が好き」ではあるが「読者も
ふたりの関係の先は望んでいないような気もする」とありまして。
いや、あの二人に今さらヘテロ大恋愛は期待してないですけど!
(星様にもない、薫さんはある)
それもまた一つの「男女関係」、という究極形は正座待機ですよ!?
あの二人がそれぞれ別のパートナーと夫婦関係になっても
2号さん的地位を甘んじて受ける太っ腹男女でないと
破綻しそうなので(暁也くん側は梨園に縁ある女性なら
「簡単に」クリアしそうだが、さらさちゃん側が難題では)
このままうまくいってほしいけどな~。
……だからBLと言われてしまうんか。
★第八幕「薫の夏」
薫さんの夏のエピソードは
上手くいかなかった両片想いの描き方が本当に素敵で
彼氏彼女契約しとるさらさ・暁也組より
はるかに恋模様キュンキュンしますわ〜というお話なので。
映像化はとっても嬉しいですね!!
「いつか」を期待しちゃう男女組だね。
他人だから心惹かれるし
他人だから上手くいかなくて
縁が途切れてしまうこともあるけれど。
100%の好きも、100%の嫌いも存在しなくて
また巡っていく気持ちがそこにあるのです。
「好きでしたって言ってあげてもいい」の響きが
脳内朗読ぴったりで泣いてしまったよ〜。
自分は声優振り分けを意識しない限り
マンガの読み方はおはなしのくに方式です♪
それにしても、さらさちゃんは
みんなの弱点踏みやすいのな。
★第九幕「二人のジュリエット」
運動会も色んなエピソード凝縮されていて楽しかったなあ。
みんなの関係が変化していくところがとても素敵なのです。
専科の皆さま、指導者としてしっかりしてるかつ、
後進の中にはご贔屓さんもいるというのがとても人間味ありますね。
勢ぞろいしたトップ様はみんなキラキラしているし
星さまの壁ドン!のインパクトすごいな。
しかしトップ様が揃うと
星さまは元々娘役志望だったんですね~という
細さが垣間見えるのが面白いです。
WEB予告編にて毎回披露されるコントは
先の展開を知っているファン向けのサービス満載、
ある意味、メタネタ満載でニマニマしてしまうのですが
安道せんせーのファントムが聴けてびっくらした。ドラマCDも期待大ですね!
★エンディングCD・円盤CD
ヘビリピが止まりません♪
みんな歌ってくれてうれしいな~。
歌詞がどれも素敵なのです。
個人的にものすごくベルばらっぽいと思っていた
薫さんのパートは、円盤解説にて
まさに『ベルサイユのばら』への返歌とのことで笑ってしまった。
奈良っちの歌がボカロ…?となる出来で
逆に熱狂的ファンがつきそうな歌ではある。
林原さんがマンキンEDにて
ものすごくボカロっぽい歌い方をしていますが
あれは芸達者という領域ですね。