うえやまとちの作品、既刊156巻。
『クッキングパパ』1000話無料開放を
走り切りましたので!
ご長寿作品にはそうなるだけの
理由があるなあ、と思うなど。
単行本だと102巻過ぎに
相当するようでした。
まだ50巻以上あるのかあ……
以下、感想です。
初期は昭和のお仕事風景感が
すごかったなあ……
完全にパワハラとセクハラの嵐ではあるが
放置してないのはいいなあ、と思ったり。
(フィクションなので!!)
主人公が料理を主に担うお父さん
家事が苦手なキャリアウーマンのお母さん
両親思いの息子、年の離れた「男勝り」の娘
という家族を中心に据えている効能もあり
「変わった」性質を備えている人々への
視線が優しいのが印象に残りました。
出てくる人がおもしろいぐらいに
続々くっつくのでありますが
色々な夫婦の形が提示されていて
いいなあ……ここに性別の組み合わせが
加わったくらいで動揺するな現代人。
特に主人公一家のみゆきちゃんが
いわゆる「女の子らしくない」女の子で
おそらく現代なら発達障害の
診断が下りそうな性質を備えているのですが
まわりに恵まれてすくすく育っていくのがよい……
(あの小学校の先生、うらやましいなあ!!)
出てくる料理を作るのも楽しそうだなあ。
全部集めるかは悩むところではありますけれど!